川本直

日本の小説家・文芸評論家 ウィキペディアから

川本 直(かわもと なお、男性、1980年1月13日[1]- )は、日本の小説家文芸評論家

概要 川本 直(かわもと なお), 誕生 ...
川本 直
(かわもと なお)
誕生 (1980-01-13) 1980年1月13日(45歳)
日本東京都
職業 小説家文芸評論家
言語 日本語
国籍 日本
最終学歴 立教大学中退
活動期間 2011年 - (文芸評論家として)
2021年 - (小説家として)
ジャンル 小説評論翻訳
代表作ジュリアン・バトラーの真実の生涯』(2021年)
主な受賞歴 読売文学賞(2021年)
デビュー作ゴア・ヴィダル会見記」(2011年)
公式サイト 川本直 (@KawamotoNao11) - X(旧Twitter)
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人物・来歴

東京都生まれ。暁星中学校・高等学校卒業。立教大学文学部英米文学科中退。2011年、アメリカの小説家ゴア・ヴィダルへのインタビューをロサンゼルスのヴィダル邸にて行い、「ゴア・ヴィダル会見記」を『新潮』に発表してデビュー。2014年、女装の世界に取材したノンフィクション『「男の娘」たち』を上梓したのち[2]、文芸評論に復帰し、アメリカ文学イギリス文学日本文学の評論と書評を『新潮』『文學界』『文藝』『週刊読書人』などに寄稿している。

2019年には樫原辰郎との共編著『吉田健一ふたたび』が第10回紀伊國屋じんぶん大賞第14位にランクインした[3]。2023年には続編にあたる樫原辰郎武田将明との共編著『吉田健一に就て』を国書刊行会から刊行した。

2021年、初の小説である『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』で、第73回読売文学賞(小説部門)と第9回鮭児文学賞を受賞し、Twitter文学賞の後継である第2回みんなのつぶやき文学賞で国内篇第1位を獲得した[4]。同作は第35回三島由紀夫賞の候補にもなった[5]

2025年には『新潮』2月号「特集 生誕一〇〇周年 よみがえる三島由紀夫」においてゴア・ヴィダルのエッセイ「三島の死」を本邦初訳。解説も担当し、翻訳家としても活動を開始した[6]

著作

小説

ノンフィクション

  • 『「男の娘」たち』(河出書房新社、2014年9月)

共編著

共著

  • 白百合女子大学言語・文学研究センター編井上隆史責任編集『世界文学としての日本文学 アウリオン叢書第22号』(弘学社、2024年3月)

翻訳

脚注

外部リンク

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