島間港
鹿児島県南種子町にある港湾 ウィキペディアから
鹿児島県南種子町にある港湾 ウィキペディアから
種子島南部の島間崎の北東側に位置する港である。1953年4月1日に港湾区域の指定を受けた。1969年10月に宇宙開発事業団(現在の宇宙航空研究開発機構)の種子島宇宙センターが開所、最寄りの港湾となった当港は、陸揚げ港として整備された。港則法の適用港で、港湾区域は島間港沖防波堤灯台(北緯30度28分11秒、東経130度51分56秒)から198度30分720メートルの地点を中心とする半径500メートルの円内の海面と定められている。
種子島への主な航路は北部の西之表港を発着するが、口永良部島・屋久島と種子島を結ぶ屋久島町の町営航路は当港を発着する。1996年頃には高速船の寄港地でも有った。また種子島宇宙センターから打ち上げられるH-IIAロケット・H-IIBロケットおよび搭載される人工衛星は、海上輸送された後、当港で陸揚げされ、陸路で宇宙センターへ搬入される。
2015年度の発着数は642隻(323,006総トン)[1]、利用客数は4,304人(乗船2,316人、下船1,988人)である[2]。
2022年2月16日、トンガ噴火に伴う海水面変動が種子島にも及び、港内で養殖していたブリの稚魚が大量死する被害が発生した[3]。
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