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日本の漫画家 ウィキペディアから
神奈川県出身[2]。子供の頃から絵を描くのが好きで漫画家を志望していた[3]。読んでいた漫画雑誌は『月刊コロコロコミック』(小学館)や『コミックボンボン』(講談社)が多く、当時「黄金時代」と呼ばれた『週刊少年ジャンプ』(集英社)は読んでいなかった[3]。ただし、ジャンプ作品でも『SLAM DUNK』や『ドラゴンボール』はクラスメイトから借りたり、コミックスを購入するなどして読んでいた[3]。
中学、高校は運動部に所属しており、漫画執筆からは遠ざかっていたが、浦沢直樹、江口寿史、手塚治虫の『火の鳥』、宮崎駿の『風の谷のナウシカ』に影響を受ける[3]。
早稲田大学へ進学するが漫研には所属せずに在学中に3作品くらいを執筆する[3]。最初の作品を浦沢直樹が連載していたということで『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)編集部へ持ち込みを行う[3]。賞は獲得できなかったものの、担当編集が付くことになった[3]。しかし、就職の時期となり、漫画家になることを保留[3]。大学で開催された就職合同説明会でITmediaの人間から声をかけられたことで、ITについては何も知らなかったにもかかわらず、6年ほどをIT記者として過ごした[3]。IT記者時代の経験が後に連載作となる『バイナリ畑でつかまえて』『AIの遺電子』の執筆に活きてくることになる[3]。
IT記者の傍ら週末を利用して漫画執筆を再開し、『月刊アフタヌーン』(講談社)に持ち込み、2007年にアフタヌーン四季賞の佳作を受賞する[1]。2012年には『勉強ロック』でアフタヌーン四季賞で四季大賞を受賞した[1]。四季大賞受賞を機にITmediaを辞め、漫画家としての活動に比重を置くことになる[1]。
2013年より『ITmedia PC USER』で連載する『バイナリ畑でつかまえて』は、2015年に販売されたコミックスのKindle版がAmazonコンピュータ・ITランキングで1位を獲得する[1][4]。2015年11月から2017年8月まで『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)に『AIの遺電子』を、2017年10月から『別冊少年チャンピオン』(同社刊)で続編の『AIの遺電子 RED QUEEN』、『AIの遺電子 Blue Age』を連載。2018年、『AIの遺電子』で第21回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞する。
『AIの遺電子』連載開始直前に行われたPonanza開発者である山本一成の対談において、ペン画をアナログで描き、スキャナで取り込んだ後に、デジタルで仕上げ作業をすることを山田は語っている[5]。以前は山田1人で執筆していたが、『AIの遺電子』を週刊連載するにあたってアシスタントを雇用することになった[5]。互い在宅勤務であり、ネットワーク上の共有フォルダを介して執筆作業をしている[5]。
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