山本本家
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株式会社山本本家(やまもとほんけ)は京都市伏見区で清酒の製造販売、および居酒屋チェーン「鳥せい」を経営する製造会社である。
鳥せい本店店舗写真 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒612-8047 京都府京都市伏見区上油掛町36-1 北緯34度55分51.8秒 東経135度45分43秒 |
設立 | 1677年 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 5130001015979 |
事業内容 |
清酒の製造、販売 居酒屋「鳥せい」のチェーン展開 |
代表者 | 山本源兵衛 |
外部リンク | https://yamamotohonke.jp/ |
創業は江戸時代の1677年(延宝5年)、現在の蔵は1868年(慶応4年/明治元年)に鳥羽・伏見の戦いで全焼し、同年に再建したものである[1]。
仕込水は伏見七名水のひとつ、「白菊水」が使われ、鳥せい本店の横で勢いよく湧き出し、誰でも利用できる。
主要銘柄の「神聖」は、白楽天の漢詩にちなみ、ラベルの文字は富岡鉄斎の筆によるもの[2]。ポスターには木村斯光の絵が採用されている[1]。1962年(昭和37年)、当時の人気喜劇俳優・伴淳三郎をテレビCMに起用。「かあちゃん、いっぱいやっか」 と言うフレーズは大反響を呼び、全国的にブームを呼び起こした。
純米大吟醸「松の翠」は1980年(昭和55年)、表千家而妙斎千宗左宗匠が十四代家元を襲名する際に、それを祝って家元自ら命名[1][2]、表千家の茶事で使用されている[3]。また京都・嵐山の料亭「吉兆」でも使用されている高級酒である[1]。
1989年に山本本家を中心に5つの酒蔵(山本本家(神聖)、向島酒造(ふり袖)、平和酒造(慶長)、豊澤本店(豊祝)、鶴正酒造(鶴正宗))が参画し、伏見銘酒協同組合を設立し、販売は自社で行いながら、旧山本本家の蔵で集約醸造を行っている。2010年に向島酒造が廃業し、本家にあたる北川本家が引き継いでからも、4社による集約醸造を継続している。
1976年、四条木屋町の焼き鳥店「鳥せゑ」(のち株式会社鳥せゑ)と共同で、酒蔵を改装した鳥料理店「鳥せい 本店」をオープンした[5]。以降、株式会社鳥せいフランチャイズシステムズを通じたFC店を含め、関西地区を中心に以下の店舗を展開している。
なお、本店・四条木屋町・蛸薬師・京橋・西院・串焼き咲蔵(京都市伏見区)および串家物語アルプラザ高槻店(FC店)の経営は鳥せゑの経営[6]。 京都タワーサンドのおよび今冬開店予定の枚方店の経営は有限会社鳥せい大阪の経営。その他はFC店である。
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