富樫 倫太郎(とがし りんたろう、1961年 - )は、日本の小説家。北海道函館市出身。日本推理作家協会所属[1]。
概要 富樫 倫太郎(とがし りんたろう), 誕生 ...
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北海道札幌東高等学校を経て北海道大学経済学部卒業後、3年の会社員生活ののち、本格的な執筆活動へ入る[2]。
15年間に60回以上投稿しては落選をし続けた。1998年、『修羅の跫(あしおと)』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。
以後、歴史小説・時代小説・警察小説のジャンルを執筆する。
『早雲の軍配者』で週刊朝日の「2010年 歴史・時代小説ベスト10」にて第1位を獲得。また2011年には同作で第32回吉川英治文学新人賞の候補に選ばれる。
シリーズ外作品
- 修羅の跫(1998年5月 学研マーケティング)
- 【改題】地獄の佳き日(2003年6月 光文社文庫)
- 雄呂血(2000年4月 カッパ・ノベルス / 2003年8月 光文社文庫)
- 女郎蜘蛛(2001年7月 光文社 / 2004年7月 光文社文庫)
- 風狂奇行(2002年5月 廣済堂出版)
- 蟻地獄(2002年12月 中央公論新社 / 2007年9月 中公文庫)
- 鬼が泣く 中山伊織仕置伺帳(2012年3月 祥伝社)
- 「鬼になった男」(初出:『小説宝石』2005年11月号)
- 「鬼が泣く」(初出:『小説宝石』2006年9月号「夜鷹殺し」改題)
- 「密告者(いぬ)」(初出:『問題小説』2004年3月号)
- 「昔の女」(初出:『小説宝石』2006年6月号)
- 「ろくでなし」(初出:『小説宝石』2007年4月号)
- 「赤目の岩蔵」(初出:『小説宝石』2007年12月号)
- 「悋気講の夜」(初出:『小説宝石』2008年4月号)
- 「雷神党一件」(初出:『小説宝石』2008年10月号)
- 信長の二十四時間(2013年2月 NHK出版 / 2017年10月 講談社文庫)
- 白頭の人(2015年2月 潮出版社)
- 【改題】白頭の人 大谷刑部吉継の生涯(2018年8月 中公文庫)
- 土方歳三(2015年4月 KADOKAWA【上・下】 / 2017年4-6月 角川文庫【上・中・下】)
- 捜査一課OB ぼくの愛したオクトパス(2021年5月 中央公論新社)
テレビドラマ
- TBS系
- テレビ東京系
- 警視庁ゼロ係〜生活安全課なんでも相談室〜、主演:小泉孝太郎、原作:生活安全課0係シリーズ)
- FIRST SEASON(2016年1月15日 - 2月26日、全7話、「金曜8時のドラマ」枠)
- SECOND SEASON(2017年7月21日 - 9月15日、全8話、「金曜8時のドラマ」枠)
- THIRD SEASON(2018年7月20日 - 9月14日、全7話、「金曜8時のドラマ」枠)
- SEASON4(2019年7月19日 - 9月6日、全8話、「金曜8時のドラマ」枠)
- 出張捜査SP(2021年1月25日)
- SEASON5(2021年4月30日 - 7月2日、全10話、「金曜8時のドラマ」枠)
- 愛と涙のさよならスペシャル(2022年11月7日、「月曜プレミア8」枠)
- スカイフライヤーズ(2024年7月22日、「月曜プレミア8」枠)