寂光院 (犬山市)
愛知県犬山市にある仏教寺院 ウィキペディアから
愛知県犬山市にある仏教寺院 ウィキペディアから
寂光院(じゃっこういん)は、愛知県犬山市にある真言宗智山派の寺院。山号は継鹿尾山(つがおざん)。継鹿尾山八葉蓮台寺寂光院(つがおざんはちようれんだいじじゃっこういん)と号する。通称継鹿尾観音(つがおかんのん)。紅葉で有名なことから「もみじでら」ともよばれる。
寺伝によると、白雉5年(654年)に孝徳天皇の勅願により南都元興寺の道昭和尚の手によって建立、支院18、寺領500石を有する盛大な寺であった。永禄8年(1565年)には織田信長が参詣の折り、清洲城の鬼門鎮護の霊刹として黒印50石、山林50町歩を寄進。江戸時代も寺領を持ち続けた。現在は寺域33万㎡(10万坪)を有する。
2014年(平成26年)10月には愛知登文会によって、愛知県内の37件の登録有形文化財の特別公開(後のあいたて博)が初めて行われたが、この際には寂光院も公開の対象となった[1]。
参道は全て東海自然歩道。境内全域は飛騨木曽川国定公園に含まれている。
別名「尾張のもみじ寺」と親しまれる紅葉の名所。10万坪の広い境内には約1000本のイロハモミジやカエデ類が立ち並び、全参道が東海自然歩道に指定されている。
春の桜(ソメイヨシノ、ヤマザクラ)・しゃが、初夏からの青モミジと四季折々の風情がある。
山上展望台からは、犬山城、小牧城、名古屋ツインタワービルを望むことができる。
庫裡事務所から山上の本堂・随求堂まで、スロープカーが2010年6月より運行されている。利用には片道200円以上の志納金を納めることになっている。
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