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宿口 陽一(やどぐち よういち、1984年4月3日 - )は、埼玉県ふじみ野市出身[1]の競輪選手。日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第91期生。日本競輪選手会埼玉支部所属。師匠は野村昌弘(埼玉・84期)。兄は競輪選手の宿口潤平(埼玉・91期)である。
埼玉県立川越工業高等学校時代の2002年(平成14年)には、8月の全国高等学校総合体育大会チームスプリントで第2位、11月の国民体育大会1kmT.Tで第6位となる。同校の2歳上の先輩には平原康多(埼玉・87期)がおり[3]、デビュー後も一緒に練習をするなど指導を受けてきた[4]。
2005年5月、競輪学校に兄・潤平とともに第91期生として入学し[5]、2006年4月に卒業した。競輪学校時代の在校競走成績は57位(4勝)[6]。
2021年6月20日、第72回高松宮記念杯競輪(岸和田競輪場)にて、GI決勝戦初進出で初優勝を果たした[4]。なお、この時点ではGIII(主に開設記念)の優勝経験もなく、GII以上のグレードレース制覇も今回が初めてであった。GI決勝戦初進出かつ初優勝は、2007年の第50回オールスター競輪を制覇した飯嶋則之以来であった(平成以降では6人目)。同年10月17日、前橋ナイターGIIIでGIII初優勝[8]。なお、開設記念は2022年11月1日の京王閣GIIIで初優勝[9]。
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