宇品大橋
広島市の橋 ウィキペディアから
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宇品大橋(うじなおおはし)は、広島県広島市の広島港内にかかる道路橋。広島高速3号線(広島南道路)を形成する自動車専用橋の1つ。2000年土木学会田中賞(作品部門)受賞、同年全建賞道路部門受賞[1]。
1999年竣工。広島高速3号線仁保JCTから宇品IC間の部分開通に伴い、2000年3月19日開通[1]。
橋種はアーチ橋ではなく桁橋に分類される[1]。橋の東側がマツダ宇品工場、西側が宇品外貿地区と、大型貨物船が入港する関係から桁下に比較的大きな航路限界が設けられており、中間に橋脚を設けることが出来ず1スパンで跨ぐ必要があった。そのため、この橋の構造は桁橋の中間部をアーチで補剛する形をとっている[1]。なおこの形式は国内初施工となり、最大支間長は桁橋としては2014年現在で日本最長世界でも5番目の長さになる[1][2]。
さらに、海岸部のため耐風対策や軟弱地盤対策、施工に対し西側の高圧鉄塔にも対策を施すなど、さまざまな課題をクリアした[1][3]。
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