大滝山三重塔
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大滝山三重塔(おおたきさんさんじゅうのとう)は、徳島県徳島市眉山町の持明院の境内にあった仏塔。
眉山の大滝山にあり、徳島市のランドマークとして徳島大空襲で焼失するまで市民に親しまれた。現在は跡地に「聖観音堂」が建立されている。
歴史
伝承では江戸時代の寛延年間(1748年-1752年)頃、大阪治右衛門、吉田作兵衛によって持明院に建立された[1]。その後、明治初年の廃仏毀釈で持明院が無住となるが、塔などは残された[1]。
1939年(昭和14年)頃に売却計画が持ち上がるが、市民の反対で徳島市に寄贈される[1]。
1945年(昭和20年)、徳島大空襲で敷地内の仁王門、薬師堂(本堂)などとともに焼失した。1975年(昭和50年)、三重塔跡に聖観音堂が建立された[2]。
交通
- JR「徳島駅」より徒歩で約20分。
- 徳島自動車道「徳島インターチェンジ」より車で約25分。
関連項目
脚注
参考文献
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