大円寺 (青森県大鰐町)
青森県大鰐町にある寺院 ウィキペディアから
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大円寺(だいえんじ)は、青森県南津軽郡大鰐町の大鰐温泉郷にある高野山真言宗の寺院である。通称は「大鰐の大日様」。
大円寺 | |
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所在地 | 青森県南津軽郡大鰐町蔵館字村岡12 |
位置 | 北緯40度31分18.5秒 東経140度34分21.8秒 |
山号 | 神岡山(じんごうざん) |
宗旨 | 古義真言宗 |
宗派 | 高野山真言宗 |
本尊 | 大日如来、不動明王 |
正式名 | 神岡山大圓寺 |
別称 | 大鰐の大日様、除不動尊 |
札所等 | 東北三十六不動尊霊場第十四番札所 |
文化財 | 木造阿弥陀如来坐像(重要文化財) |
法人番号 | 5420005005022 |
寺伝によると、本尊の大日如来は奈良時代に阿闍羅山の大安国寺に安置されたとされる。大安国寺は当地でオオアネと読まれ、地名「大鰐」の起源ともいわれている。
のちに大安国寺は衰退し、本尊の大日如来は鎌倉時代建久2年(1191年)に阿闍羅山千坊と称された神岡山の高伯寺に移された。
その後、江戸時代慶安3年(1650年)、津軽藩三代藩主津軽信義により高伯寺と本尊大日如来は現在地に移され、以来江戸時代末まで津軽藩主家の庇護を受けることになる。
明治4年、神仏分離の際、弘前市から大円寺が移り、寺号を高伯寺から大円寺に改め、現在に至る。
大聖の 慈悲にすがりて 阿闍羅山 昔も今も めざす大日
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