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在日韓国人のキリスト教の組織 ウィキペディアから
在日大韓基督教会(ざいにちだいかんきりすときょうかい、朝鮮語: 재일대한기독교회、英語: The Korean Christian Church in Japan)は、在日韓国人のキリスト教の組織である。
1883年(明治16年)に朝鮮人留学生の李樹廷が、霜月町教会(現、日本キリスト教団芝教会)で洗礼を受ける。朝鮮安息日学校が開設されて、30人あまりの留学生に寄り朝鮮人学校が設立される。その年の暮れにまでに、朝鮮基督教会が設立される。
1906年(明治38年)に東京朝鮮基督教青年会(現、在日本韓国キリスト教青年会)を設立し、留学生を対象に聖書研究会を持ち、日曜日には礼拝を行う。
1908年(明治41年)東京教会が設立された。これが、在日韓国基督教会の設立年になっている。[1]1909年(明治42年)韓国長老教会牧師韓錫晋が派遣され伝道を行う。1912年(明治45年)に朝鮮耶蘇教宣教連合会が日本伝道に責任を持つようになり、長老教会と監理教会(メソジスト教会)が3年ごとに牧師を派遣することになる。
1918年(大正7年)に神戸教会と横浜教会、1921年(大正10年)に大阪教会が設立された。1927年(昭和2年)にカナダ長老教会海外宣教部がL・L・ヤングを派遣して、連合して伝道活動を行う。ヤングの協力により、樺太から九州まで75の教会が形成された。
1939年(昭和14年)日本基督教連盟から脱退を決定する。1940年に長老系の日本基督教会に加入し、1941年には日本基督教団が創立されて、日本基督教会と共に、日本基督教団の第1部に参入する。
1945年(昭和20年)11月に日本キリスト教団を離脱することになる。現在、関東、中部、関西、西南の4地方会がおかれて、その下に教会が組織されている。
1956年(昭和31年)に日本キリスト教協議会(NCC)に加入する。NCCを通して、世界教会協議会(WCC)のメンバーでもある。また、世界長老教会および改革派教会の所属組織でもある。また、韓国にある大韓イエス教長老会 (合同)、大韓イエス教長老会 (統合)、キリスト長老教会、大韓監理教会と宣教連合会を形成して、韓国から宣教師が派遣されている。
礼拝は基本的にハングルで行なわれているが、ハングル・日本語対照聖書を用い、イヤホンで日本語と同時通訳を行なっていたり、日本語礼拝を行なっている教会もある。少数ながら韓国・朝鮮籍からの帰化ではない日本人信徒もいる。
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