日本の長距離走者(陸上競技) ウィキペディアから
土方 英和(ひじかた ひでかず、1997年6月27日- )は千葉県松戸市出身の陸上競技選手。専門は長距離走。埼玉栄高校、國學院大學卒業。大学卒業後はHonda陸上競技部を経て、旭化成陸上部所属。
小学校の卒業式で「箱根駅伝に出ます!」と宣言し、中学校から本格的に陸上競技を始める[1]。
高校は自宅のある千葉県松戸市から1時間半かかる駅伝の強豪・埼玉栄高校に進学。しかし、同級生に館澤亨次(東海大学→DeNA)や中村大聖(駒澤大学→ヤクルト)といった強力な同級生がいたうえ、土方自身は故障と貧血に悩まされ、全国高校駅伝には3年間で一度も出走が叶わなかった。
大学は國學院大學に進学。故障に苦しんだ高校時代とは一変し、4年間連続で箱根駅伝に出走。主将を務めた3・4年時の2年間はエース区間の2区を担当し、4年時には大学史上最高である総合3位にチームを導いた。また、4年時の出雲駅伝では、アンカー区間の6区を担当。中継所では先頭と37秒差の4位でタスキを受け取ったが、ラスト700m地点で先頭を走っていた高校時代のチームメイトである中村大聖(駒澤大学)を抜き去る大逆転劇を演じ、國學院大學史上初めての優勝のゴールテープを切った[2]。
大学卒業後はHondaに就職し競技を継続。入社2年目の2022年ニューイヤー駅伝では、アンカー区間の7区を担当し、Honda史上初めての優勝のゴールテープを切った[3]。
年 | 大会 | 順位 | 記録 | 備考 |
---|---|---|---|---|
2020 | 東京マラソン2020 | 28位 | 2時間09分50秒 | 初マラソン |
2021 | 第76回びわ湖毎日マラソン | 2位 | 2時間06分26秒 | 日本歴代5位(当時) |
2021 | ベルリンマラソン2021 | 9位 | 2時間11分47秒 | |
2022 | 東京マラソン2021 | 11位 | 2時間08分02秒 | |
2023 | 東京マラソン2023 | 18位 | 2時間09分32秒 | |
年度 | 大会 | 所属 | 区間 | 区間順位 | 記録 | チーム順位 |
---|---|---|---|---|---|---|
2020年度 | 第61回東日本実業団対抗駅伝競走大会 | Honda | 3位 | |||
第65回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 7区(15.5km) | 区間3位 | 46分48秒 | 5位 | ||
2021年度 | 第62回東日本実業団対抗駅伝競走大会 | 2位 | ||||
第66回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 7区(15.5km) | 区間賞 | 46分36秒 | 優勝 (Honda史上初) | ||
2022年度 | 第59回九州実業団駅伝 | 旭化成 | 7区(16.0km) | 区間3位 | 47分17秒 | 5位 |
第67回全日本実業団対抗駅伝競走大会 | 7区(15.7km) | 区間27位 | 48分24秒 | 16位 | ||
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.