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「17才の頃」などがヒットしたジャニス・イアンから提供を受けた曲に、松本隆が日本語の詞を当て発表された楽曲。シンシア本人の強い希望で一部分が変更され、現行の詞になったという[1]。英語詞の原曲「I LOVE YOU BEST」は、1976年12月21日発売の15thアルバム『ジャニスへの手紙』に収録されており、こちらの英語バージョンをテレビで披露したこともあった。
シングル発売前の1976年8月にフジテレビ系音楽番組『夜のヒットスタジオ』で同曲を初披露した際は、司会者の芳村真理が歌い終えたシンシアを呼び止め、井上順とともに「いい曲ね」「シンシアにぴったり」と絶賛した。
本楽曲で『第27回NHK紅白歌合戦』に出場をした(通算6回目)。その映像は、2006年6月14日発売の35周年CD-BOX『Cynthia Premium』に収められたDVDでも見ることが出来る。
シンシア本人も大のお気に入り作品として名を挙げている[2]。一度、たまたま子供と一緒にいる時に聴いたことがあり、その際子供のほうから「この曲、誰が歌っているの?」と尋ねてきたという[3]。また、日本語詞を書き上げた松本隆は「引退する直前頃にシンシアが『自分の好きな持ち歌5曲』を挙げた中に、「哀しい妖精」が入っていたので嬉しかった」と語っている[4]。日本語詞はボブ・ディランの「風に吹かれて」から影響を受けているとされる。これについて松本は「木綿のハンカチーフ」が「ディランのパクリじゃないかって騒がれて(項目「木綿のハンカチーフ#解説」参照)、それに頭に来て挑戦した…影響とパクリは違うと思ってたし、ぼくのは影響であって断じてパクリではないっていう感じで作った」という[5][6]。
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