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『告白 CONFESSION』(コンフェッション)は、原作:福本伸行、作画:かわぐちかいじによる日本の漫画作品。講談社『ヤングマガジンアッパーズ』に連載された。単行本は全1巻(講談社)。
ある「告白」を機に、極限の状況下に置かれた2人の男を描く。
J大学の山岳部OBである浅井と石倉はたった2人で、仲間達と2年ごとに登るのが恒例の山、標高3000m級の尾張山を登っていた。今回に限って、他の面々が都合がつかなくなったからだ。だが、2人は吹雪で視界を失い、石倉は足を踏み外して転落しかけた際に片足を強打し、骨折してしまう。本来宿泊する予定だった第3山小屋は近いはずだが、吹雪のせいで影も形も見えない。
そんな中、自らの死を覚悟した石倉は、浅井に「かつて事故死したとされる山岳部のメンバーの女性、さゆりを自分が殺した」と告白する。長年罪悪感を抱えて苦しんでいた石倉は、告白を終えて晴れやかな表情をする。その直後、吹雪が弱くなったのに気付いた浅井が辺りを見渡すと、そこには目指していた第3山小屋があった。
浅井は石倉を背負って山小屋に入り、ポケットに入っていたわずかな小銭で、山小屋の公衆電話から救助を要請する。限られた通話時間の中、浅井は助けを呼ぶことには成功した。だが、助かった石倉は、自らが殺人者であると告白したことへの後悔が芽生えていた。
閉ざされた山小屋の中で、石倉が浅井の命を狙い始めたことから、階段とハシゴを使った経路を延々と逃げ回ることになる。幸い石倉は脚を怪我していたことから、逃げ回ることは容易だと思っていたが、次第に高山病によって浅井の視力が奪われていく。
2024年5月31日に公開。監督は山下敦弘、主演は生田斗真とヤン・イクチュン[1]。PG12指定。
原作では罪を告白するのは石倉という日本人だが、ヤン・イクチュンの起用に伴い、韓国人留学生のジヨンに設定が変更されている[1]。
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