吉田平吾

吉田 平吾（よしだ へいご、1876年（明治9年）5月25日^[1] -1942年(昭和17年) 11月11日^[2]）は、日本の宮内官僚。台湾総督府官僚。

吉田平吾

経歴

佐賀県出身。1903年（明治36年）、東京帝国大学法科大学を卒業し、高等文官試験に合格した。大蔵省に勤務した後、宮内省に入り、宮内書記官・帝室林野局主事、調度頭を務めた。その後、台湾総督府逓信局長に転じた。

退官後は共同信託株式会社常務取締役、八王子電気株式会社監査役、小谷商店監査役を務めた。

親族

• 田艇吉 - 妻の父^[3]。衆議院議員。
• 仁井田陞 - 長女の夫^[3]。中国法制史学者。東京大学教授。

脚注

1. 人事興信所編『人事興信録 第5版』人事興信所、1918年
2. 『朝日新聞』1942年11月14日東京夕刊2頁「死亡広告」
3. 人事興信録 1937.

参考文献

• 人事興信所編『人事興信録 第11版（下）』人事興信所、1937年。

公職
先代 斎藤愛二	台湾総督府逓信局長 1921年 - 1924年	次代 （廃止）
先代 小原駩吉	調度頭 1920年 - 1921年	次代 伊東太郎 調度頭心得