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日本の外交官 ウィキペディアから
吉岡 範武(よしおか のりたけ、1899年10月15日[1] - 1969年7月15日)は、日本の外交官。初代駐カンボジア特命全権大使。
熊本県熊本市出身[1]。府立第四中学校(現東京都立戸山高等学校)、第三高等学校を経て[2]、1923年東京帝国大学法学部政治学科卒業[3]。1936年在中華民国大使館二等書記官[4]。1940年外務省調査部第六課長[5]。1945年在フランス大使館参事官[6]。
同年から外務大臣官房儀典課長事務取扱を務め[7]、帝国ホテルの犬丸徹三と相談し、連合国軍占領下の日本における連合軍将官宿舎の選定を進めた[8]。
1946年終戦連絡京都事務局長[9]。1948年京都連絡調整事務局長[10]。1953年外務省参与[11]。1954年駐カンボディア特命全権公使[12]。1955年駐カンボディア特命全権大使[13]。1959年駐ヴァチカン特命全権大使[14]。1969年従三位勲二等旭日重光章、正三位[15][16]。
妻・田鶴子は青木梅三郎子爵(青木周蔵元外務大臣の養子)の長女[17]。父は吉岡範策(元海軍中将)。原範行(原家に入りホテルニューグランド社長や日本ホテル協会会長を歴任)は二男[18][19]。
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