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口笛 太郎(くちぶえ たろう、1966年9月20日 - )は、日本の口笛演奏家。日本口笛奏者連盟理事。音楽プロデューサー。
大阪府高槻市出身。関西大学第一高等学校、関西大学商学部卒業。
大学時代は軽音楽部に所属。部長を務める。
『関口知宏の中国鉄道大紀行』や『子連れ狼』の音楽で口笛する傍ら、ギターのビックマクニー大里とのコンビ"口笛太郎Duo"でレコーディングやライヴ活動も行っている。ただし、平日は都内の企業に勤務しており、活動は概ね平日の夜と土日に限られている。
ジャズ、フュージョンに造詣が深く、演奏の中でも積極的にインプロヴィゼーションを取り入れているほか、音楽情報サイト「Warner Music Life」にて2009年より、「口笛太郎のFusion万歳」というコーナーを持ちフュージョンの名盤を解説・紹介している。同サイトでは、その月に誕生日を迎えるレジェンド・アーティストを紹介するコーナーや、数々のアーティストのライブ・レポートなども執筆するなど、ジャズ・フュージョンに限らず、洋楽全般に明るい。
また、同じ口笛奏者である分山貴美子のメジャー・デビュー・アルバム「口笛天国」のライナーノートも書いている。
口笛太郎Duoとしては、2007年11月アルバム『風とギターケース』を発表。YAHOO JAPAN!でTOPトピックスのニュースとして紹介される。
また同アルバム収録の「やさしさに包まれたなら」が長きに渡り、関西テレビの番組『ごきげんライフスタイル よ〜いドン!』の「となりの人間国宝さん」コーナーのBGMとして使用されている。
2007年11月、着うた最大手サイト「レコチョク」のジャズ・クラシック部門のカテゴリー「a tempo」で着うたダウンロード数が月間1位を記録。他にも、携帯サイト「アーティスト公式サウンド」「music.jp」「dwango」へ、それぞれオリジナルの着うたをプロデュースし提供。「着口笛(ちゃくちぶえ)」と呼ばれ、テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」で取り上げられるなど、話題となる。
2007年12月、秋元康の大ヒット絵本「象の背中」の封入CDをプロデュース。
2010年3月、スタジオ・ジブリの映画主題歌のカヴァー集となったセカンド・アルバム「ジブリとギターと口笛と。」をリリース。
2010年6月、時代劇専門チャンネルがプロデュースした口笛・ハンドフルートなどの人間楽器にて有名時代劇テーマ曲をカバーしたアルバム「日本晴れのうた ハミングしたい時代劇音楽集」に参加、鬼平犯科帳オープニングテーマなど9曲で口笛を演奏している。
2010年12月、古筝奏者の伍芳(ウーファン)の日本デビュー15周年記念アルバム「神戸チャイナ倶楽部」をプロデュースし、自身も演奏で参加。
2012年2月、ビートルズのカバー集となるサード・アルバム「プレイズ・ビートルズ」をリリース。
2012年4月、ローソンHMVエンタテイメント内に、自身が主宰するレーベル「Mastard Records」を設立(現在は同レーベルの運営から離れており、別スタッフが主宰)
2013年8月、東京都が制作しyoutube上で公開した東京五輪招致応援コンテンツ「上を向いて歩こう」で口笛を担当し話題を呼ぶ。
世界3大ギタリストのジェフ・ベックの前で口笛を吹き、彼がのたうち回るほど絶賛された、というエピソードもある[1]。
Novelbright の 竹中雄大とは同じ口笛奏者としてデビュー前から親交があったことから、彼らのメジャーデビューをサポートした。
音楽著作権、著作隣接権などに関わる業務経験をもとに、たびたび本人のブログで音楽著作権関連のニュースなどの解説を行なっている。
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