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日本の銀行家 ウィキペディアから
原田 和夫(はらだ かずお、1937年(昭和12年)11月15日 - )は、日本の銀行家。みちのく銀行頭取を務めた。
秋田県出身。1961年(昭和36年)、当時の弘前相互銀行に入行。
労働組合副委員長、各支店長、企画調整、業務推進部長等を歴任する。また、海外出張は百回を超え特に中国、ロシアには50回以上訪れるなど、精力的な行動力には定評があった[1]。
2000年(平成12年)、増田孝介頭取が健康上の理由で退任したため、副頭取から後任として昇格した。しかし、2005年(平成17年)5月20日に金融庁、東北財務局から業務改善命令と個人情報保護法に基づく勧告措置を受け[2]、5月30日付で原田と大道寺小三郎会長は、引責辞任した上、ほとんどの役員も退任に追い込まれた。
ここに至った要因として、大道寺体制の負の側面が表出し、19年間にわたり頭取、会長を務め人事まですべてやるような大道寺個人への権力の集中が、長期政権にありがちな権力のゆがみや組織の機能不全を生み、コーポレートガバナンスの欠如を生み出したと指摘されている[3]。
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