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福岡市博多区の櫛田神社で行われる秋の例祭 ウィキペディアから
博多おくんち(はかたおくんち)は、福岡県福岡市博多区にある櫛田神社の秋の例祭。秋の豊穣に感謝する祭りである。長崎くんち(長崎県長崎市)や唐津くんち(佐賀県唐津市)と並ぶ日本三大くんちとされるが、長崎や唐津のような大々的な祭りではない。
櫛田神社で毎年11月23日に行われていた新嘗祭を、日程と名称を変更して昭和28年(1953年)より新たに始めた[1]祭礼である。同年10月10日に発会した「博多おくんち振興会」によって挙行。新嘗祭よりも日程を1カ月繰り上げて行われることとなった[2]。
毎年10月23日と24日に本祭が開催される。23日に大祭が本殿にて執り行われる。24日には御神幸が博多の町を練り歩く。牛車に曳かれた神輿を中心に、獅子頭、稚児行列、校区の小学校ブラスバンド部などによる御神幸行列が行われる。本祭の前日22日に博多埠頭の浜宮にて浜宮祭・神輿潔めが行われる。
例年は、大幡大神の「櫛田宮」の神輿(冷泉町が受け持ち)、天照皇大神の「大神宮」の神輿(上川端町が受け持ち)、そして素盞鳴大神の「祇園宮」の神輿(祇園町が受け持ち)のうちから1基が御神幸行列に並ぶ。25年に1度の御遷座周年の節目には3基が揃って行列に並ぶ(直近では2007年)。
御神幸のほか、例祭期間中には献茶式や相撲大会・柔道大会が執り行われる。
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