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南アジアの地域協力組織。1985年創設。経済、政治、軍事面の連携を進める ウィキペディアから
南アジア地域協力連合(みなみアジアちいききょうりょくれんごう、英:South Asia Association for Regional Cooperation、略称:SAARC)は、南アジアの福祉増進と生活水準向上を図り経済的成長社会進歩、文化発展を進めるため1985年に創設された地域協力組織。7ヵ国で発足した。その後アフガニスタンが加盟した。本部はネパールのカトマンズにある。
1977年にバングラデシュのジアウルラフマン大統領が南アジアの地域協力を提唱し、1981年から南アジア地域協力(SARC) として準備段階に入り、1985年12月8日にバングラデシュのダッカで開かれた第1回首脳会議にSAARC憲章採択によって誕生した。
(この節は、浜口恒夫 補論1「南アジア地域協力連合(SAARC)」 内藤雅雄・中村平治編『南アジアの歴史 -複合的社会の歴史と文化-』有斐閣 2006年 293-295頁を参照した。)
次の国について、原則としてオブザーバー参加が承認されている。
常設の事務局は、1987年以来ネパールの首都カトマンズに置かれている。
さらに、文化センター(スリランカ)、情報センター(ネパール)、海岸地帯管理センター(モルディブ)、森林センター(ブータン)、災害管理防備センター(インド)の設置も決定済み、あるいは検討中である。
統合行動計画の地域専門委員会は、2004年1月現在、農業・農村開発委員会、保健・人口委員会、人的資源開発委員会、運輸委員会の7委員会がある。
これらの地域センターや総合行動計画専門委員会の活動は、調査研究・情報収集・交換、検収・研修・セミナーの開催などの分野に限られている。
欧州連合における欧州文化首都を参考に、2015年に南アジア地域協力連合文化首都を制定し、アフガニスタンのバーミヤーンを選出した[2]。
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