イオックス・アローザ
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奥医王山(標高939m)の東側斜面に造られたスキー場[3]。縦長のゲレンデ配置により全長3,100mのロングクルージングが可能。またスイスのアローザと提携しており、コテージやチャペルといった設備の充実したスキーリゾートの趣きが強い。クロスカントリーコースはフルコース1周5km、ショートカットコース1周3kmであり、雪のない季節はマウンテンバイクコースとなる。
日本国内の既存のスキー場と比較して特徴を出すため、ヨーロッパ風のスキー場を目指すこととして『IOXアローザスキー場』と命名した。『IO』は医王山、『X』は未知の可能性、無限の広がりを意味する。『アローザ』はスイス・グラウビュンテン州アローザスキー場からめ命名である[6]。
ゲレンデ上部からは砺波平野の散居村が臨める。また、オフシーズンの夏季には広い駐車場を利用した自動車競技が盛んである[8]。
1989年、自治省(現在の総務省)のふるさとづくり特別対策事業により建設に着手。事業費は約57億円。1990年には、福光町と72の企業、個人ら約4億円を出資して運営会社が設立された。同年4月18日に安全祈願祭が行われ、同日に名称が『IOXアローザスキー場』に決定。1991年9月8日にはスイス・アローザスキー場と友好協定が調印され、同年12月21日開業[1][2][5][9][10](当時はゴンドラ1基とペアリフト4基のみ[11])。
1992年12月19日には、スイス風コテージ『IOXヴァルト』が完成[12]。1998年12月25日には、ナイター用照明施設が設置された[13]。ゴンドラを利用したナイタースキー場は全国的に珍しく、日本国内では北海道・岩手県に次いで3番目となった[11]。
IOX-AROSA声楽サマー・セミナーが8月初旬に1994年から2013年まで20年間開かれ、フィオレンツァ・コッソットや塚田佳男をはじめ、国内外の声楽家が講師として教えた。
2023年9月9日、ゴンドラ山頂駅近くに山のテラス(幅3m、長さ17m)およびドッグラン(380m2)が完成した[14]。
イオックス・アローザでは以下のゴンドラ・リフトが設置されている。ゴンドラは冬季以外でもラベンダー(夏期)やキバナコスモス(秋季)の観賞用に運行される又ナイトゴンドラもある[3][7][15]。
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