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北海道札幌市白石区生まれ・在住。後に安芸乃島ファンの好角家として知られるが、相撲は遊びでじゃれ合う程度であっても取った経験はない。それでも教員が何かと言うと教え子に余興で相撲を取らせるなど、相撲には比較的縁のある環境で育った。小学校時代には時代的に太平洋戦争の経験者がまだ現役で教職を行っていた[2]。
関西の大学で日本文学を専攻し、卒業後は帰郷して祖母の介護をしながら暮らす。20代後半のときに学研主宰の女流文学新人賞「フェミナ賞」[3]を受賞。小説は単行本化されなかったが、その後札幌を拠点にフリーライターとして活動を開始。主に書評やエッセイを手がける。
2001年3月より「モヘジ」のハンドルネームでウェブ日記「なにがなにやら」を書き始める。「地方都市で両親と実家暮らしの、酒好きの独身女性」という立場からのユーモラスな筆致が評判を呼び、2005年に『枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記』のタイトルで札幌市の出版社・寿郎社より出版される。またそれにあたって寿郎社の社長により現在のペンネームをつけられる。「公子」は当時北海道に移転してきたばかりだった北海道日本ハムファイターズに由来しており、「北大路」は本名のニュアンスを残したもの[1]。
2006年より「サンデー毎日」でエッセイの連載を開始。同作をまとめた単行本が2012年に文庫化されて以降、エッセイストとして注目を浴びるようになる。長澤まさみ[4]や榮倉奈々[5]が愛読者であることを公言している。小説家としても、季刊文芸誌「メタポゾン」で連載を持つ。
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