ソ連軍参謀本部(ソれんぐんさんぼうほんぶ)は、ソビエト連邦軍の軍令機関。労農赤軍本部とも呼ばれる。
1941年6月22日現在の労農赤軍参謀本部の機構。
- 参謀総長:ゲオルギー・ジューコフ上級大将
- 参謀第一次長:ニコライ・ヴァトゥーチン中将
- 参謀第二次長(組織動員問題担当):ワシーリー・ソコロフスキー中将
- 後方担当参謀総長補:V.イワノフ少将
- 作戦局長:G.マランディン中将
- 情報局長:フィリップ・ゴリコフ中将
- 副局長
- 副局長
- 第1課長(西部)
- 第2課長(バルカン)
- 第3課長(東部)
- 第4課長(軍事技術)
- 第5課長(特殊)
- 第6課長(パスポート)
- 第7課長(沿国境偵察)
- 第8課長(電波偵察・無線通信)
- 第9課長(暗号)
- 第10課長(暗号解読)
- 防諜課長
- 対外関係課長
- 中央軍事検閲課長
- 情報課長
- 軍事技術・経済情報課長
- 特殊任務課長
- 総務課長
- 政治課長
- 行政経済課長
- 組織局長:N.チェトヴェルニコフ少将
- 動員局長
- 軍事連絡局長
- 後方・補給整備局長
- 部隊充足局長
- 軍事測量局長
- 強化地区課長
- 戦史課長
- 人事課長
1921年2月11日、共和国革命軍事会議野戦本部と全ロシア参謀本部を統合し、労農赤軍参謀部を創設。
1935年9月26日ソ連人民委員会議決定により、労農赤軍参謀本部に名称変更。
- アレクサンドル・エゴロフ (1935年9月26日 - 1937年5月11日)
- ボリス・シャポシニコフ (1937年5月11日 - 1940年8月19日)
- キリル・メレツコフ (1940年8月19日 - 1941年2月1日)
- ゲオルギー・ジューコフ (1941年2月1日 - 1941年7月29日)
- ボリス・シャポシニコフ (1941年7月29日 - 1942年5月11日)
- アレクサンドル・ヴァシレフスキー (1942年5月11日 - 1945年2月19日)
- アレクセイ・アントーノフ (1945年2月19日 - 1946年3月25日)
- アレクサンドル・ヴァシレフスキー (1946年3月25日 - 1946年6月3日)
1946年6月3日ソ連閣僚会議決定により、陸軍参謀本部に名称変更。
- アレクサンドル・ヴァシレフスキー (1946年6月3日 - 1948年11月12日)
- セルゲイ・シュテメンコ (1948年11月12日 - 1950年8月9日)
1950年6月29日、ソビエト軍参謀本部に名称変更
- セルゲイ・シュテメンコ (1950年6月29日 - 1952年6月17日)
- ワシーリー・ソコロフスキー (1952年6月17日 - 1955年9月20日)
1955年9月20日、ソ連軍参謀本部に名称変更