力の比較

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力の比較(ちからのひかく)では、比較ができるよう、昇順にする。力はベクトル量であるが、ここではその大きさを扱う。

重力下における「重さ」(重量)は力であるので、下記の例の中には様々な物体の重さが含まれている。注記のない場合、海抜0メートルにおける標準重力加速度下での重力を示している。

さらに見る 因数 (N), 単位 ...
因数
(N)
単位 説明
10−35 4.7×10−35 N 2 fm (2×10−15 m、原子核内の核子間の平均的な距離)だけ離れた2つの核子 (陽子中性子) の間に働く万有引力 (質点とみなした場合)
...
10−12 ピコニュートン
(pN)
66.7384 pN 1メートル(1 m)離れた2つの物体がそれぞれ1キログラム (1 kg) の質量を有する場合に、2つの物体間に働く万有引力
10−9 ナノニュートン
(nN)
200 nN 真空中に1メートル(1 m)の間隔で平行に置かれた無限に小さい断面積を有する無限に長い2本の直線状の導体にそれぞれ1アンペア (1 A) の直流電流が流れるとき、これら導体の長さ1メートルにつき働く力の大きさ
10−6 マイクロニュートン
(µN)
1 - 150 µN NASAの宇宙重力波望遠鏡で使用されているFEEPイオンスラスター推力
10 µN 1ダイン(dyn)。CGS単位系の力の単位
10−3 ミリニュートン
(mN)
24.5 mN にかかる最大の重力
92 mN NASAディープ・スペース1号において試験されたNSTARイオンエンジンの推力
138.254954376 mN 1パウンダル(pdl)。ヤード・ポンド法の力の単位
100 ニュートン
(N)
1 N リンゴにかかるおよその重力 [1][2]
4.4482216152605 N 1ポンド重 (lbf)。ヤード・ポンド法の力の単位
9.80665 N 1キログラム重(kgf)
57.7 N 2 fm だけ離れた2つの陽子の間に働くクーロン力 (斥力) (点電荷とみなした場合)
720 N 大臼歯で計測した、人間の咀む力 [3]
103 キロニュートン
(kN)
1 kN 1ステーヌ(sn)。MTS単位系の力の単位
8 kN ウェイトリフティングのクリーン&ジャーク競技で、選手が出す最大の力 [4]
45 kN 小型自動車エンジンの最大加速時の出力 [5]
(100 kN) 固定された壁に100キロメートル毎時で衝突した自動車の乗客が、シートベルトエアバッグから受ける平均の力 [6]
569 kN ゼネラル・エレクトリック GE90(世界最強の商業用ジェットエンジン)の最高推力
106 メガニュートン
(MN)
1.8 MN スペースシャトルメインエンジン1つの打ち上げ時の推力
34.02 MN サターンV型ロケットの打ち上げ時の推力
34.8 MN スペースシャトルの打ち上げ時の推力
570 MN 太陽光放射圧により地球が受ける力[7]
109 ギガニュートン
(GN)
8.9876 GN 1メートル (1 m) 離れた2つの導体にそれぞれ1クーロン (1 C) ずつの電荷がある場合に、2つの導体間に働く力の大きさ
1012 テラニュートン
(TN)
1015 ペタニュートン
(PN)
1018 エクサニュートン
(EN)
1.98×1020 N 地球との間に働く引力 [8]
1021 ゼタニュートン
(ZN)
3.5×1022 N 地球と太陽の間に働く引力 [9]
...
1044 1.21027×1044 N プランク力
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脚注

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