Loading AI tools
ウィキペディアから
株式会社出版ニュース社(しゅっぱんニュースしゃ)は、かつて存在した日本の出版社[1][2]。出版界の通信記事を掲載した旬刊誌『出版ニュース』(しゅっぱんニュース)、出版界に関する年1回の年鑑『出版年鑑』(しゅっぱんねんかん)、2年に1回の全国出版社名簿である『日本の出版社』(にほんのしゅっぱんしゃ)を発行することで知られる[1][2]。同3誌についても、本項で扱う。
日本出版配給(日配)が、旬刊『新刊弘報』(しんかんこうほう)として、1943年(昭和18年)6月21日発行の「第1号」から、1944年(昭和19年)4月11日発行の「第29号」を発行[8]、同年5月1日発行の「第30号」からは『出版弘報』(しゅっぱんこうほう)と誌名を変更、戦後1946年(昭和21年)の「第75号」までを発行した[9]。これらは日配の機関紙であった[2]。
『出版ニュース』は、同年11月11日に「第1号」が発行され、1949年10月13日からは「出版ニュース社」がこの編集・発行を引き継いだ[2][10]。同社の設立には広告代理店博報堂も協力した[2]。毎月1日・11日・21日月3回発行の旬刊誌として刊行されていた[1][10]が、2018年10月中旬発売号において、2019年3月下旬号をもって休刊することが告知された[6]。公称部数は4300部[6]。
第二次世界大戦前の1929年(昭和4年)、国際思潮社が『出版年鑑』を発行していた記録がある[13]。戦後も、1948年(昭和23年)には、日本出版協同が『出版年鑑 昭和22・23年版』(1947年 - 1948年版)を発行したが、これを翌年に設立された「出版ニュース社」が引き継いだ[14]。 『出版年鑑 2018年版』を持って新版の発行を終了した。同版は3,500ページにわたる大型本であり、2018年8月9日に発行された。編集は出版年鑑編集部、定価は32,400円。
『日本の出版社』は、1954年(昭和29年)の創刊以来、年刊ペースであったが、2005年(平成19年)11月に発行された『全国出版社名簿 日本の出版社 2006』を最後に[15]、2007年(平成19年)10月に発行された『全国出版社名簿 日本の出版社 2008-2009』以降は、2年に1回の隔年刊ペースに変わった[5][16]。最新刊は『日本の出版社・書店2018-2019』で、全696ページ、2017年10月30日に発行された。編集は出版年鑑編集部、定価は5,400円。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.