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一般社団法人全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(ぜんにっぽんアミューズメントしせつえいぎょうしゃきょうかいれんごうかい、英: All Nippon Amusement Machine Operators' Union、略称:AOU)は、かつて存在した日本のゲームセンターなど遊技場や遊戯施設を運営する企業の業界団体。2018年4月に日本アミューズメントマシン協会(JAMMA)と合併し、新たに設立された日本アミューズメント産業協会(JAIA)の施設営業事業部となった[2]。元警察庁所管[要出典]。
団体種類 | 一般社団法人 |
---|---|
設立 | 1985年(任意団体) |
解散 | 2018年3月31日[1] |
所在地 |
東京都千代田区九段南3-8-11 飛栄九段ビル8F 北緯35度41分34.03秒 東経139度44分33.32秒 |
法人番号 | 1010005018936 |
起源 | 日本アミューズメントオペレーター協会 |
主要人物 | 会長 菊池康男 |
活動地域 | 日本 |
主眼 | アミューズメント施設営業の発展と社会的地位の向上、正常な風俗環境の保持と少年の健全な育成 |
活動内容 | 営業適正化に関する自主規制策定、研修会等の開催、研究統計、青少年健全育成活動に対する協力 |
ウェブサイト | 公式サイト(閉鎖) |
日本アミューズメントマシン協会と合併し、2018年4月1日に日本アミューズメント産業協会を設立[2] |
1985年10月に任意団体「全日本アミューズメントマシン・オペレーター連合会」として設立され、1990年3月に社団法人として認可を受けた[要出典]。活動内容は、遊戯施設健全化のためのガイドライン作成、業界関係諸団体や官公庁との連携、ジャパンアミューズメントエキスポ(2012年まではAOUエキスポ)の開催、機関誌[3]の発行などである。団体名にあるように、正会員は各県の協会となっていたが、2016年にオペレーター単位での加盟に組織変更された[要出典]。
マスコットキャラクターは「ゲーミィ君」。ゲームセンターの複合的な娯楽性をキャラクター化した架空の動物。AOUの社団法人化10周年を記念して、新しいAOUロゴとともに制定された[要出典]。
2017年6月に開催された第28回通常総会において、2018年4月に日本アミューズメントマシン協会(JAMMA)と統合し、AOUは2018年3月末をもって解散することを決定した[4]。2018年4月1日、JAMMAとAOUが吸収合併して日本アミューズメント産業協会が発足した。なお、合併後は「施設営業事業部」として業務を継承している[2]。
※この項の主な出典[5]による。
1983年から、主に店舗の管理者(風適法第24条に定められたもの)を対象として実施されている[23]。当初は青少年育成国民会議との共催であったが、同会議の解散により2009年はAOUの単独開催、2010年以降は全国防犯協会連合会との共催となる。
1993年度よりAOU・JAMMA・NSAの共同事業として開始された。種類別の機械売上高や店舗売上高、市場規模なども含めた調査を行っている。2008年度からは3団体統合のための組織であるJAIAに事業が移されている。
ゲームセンターにおいて景品を提供する機械(プライズ機)で提供される景品について、その種類や提供方法について定めたもの。いわゆる「800円規制」(景品の価格を市価800円までとする)や、七号転用機での景品提供禁止が規定されている。
1995年にAOU・JAMMA・NSA3団体によって11月23日を「ゲームの日」と制定した。JAIAの設立とともに事業が移管されている[24]。AOU加盟企業の店舗では当日を「ファン感謝デー」としてイベントを開催するほか、毎月23日をサービスデーとし、大手オペレーターでは独自呼称を用いて[注 2]イベント等の開催をしている。なお、北九州市は[28]毎月23日を「ノーテレビ・ノーゲーム・読書の日」と定めている[注 3]。
都道府県協会を中心として、11月23日のゲームの日周辺で行われるもの。児童福祉施設、障害者福祉施設の入所者などを会員企業の施設へ招待する、また施設へ訪問するなどの社会奉仕イベントである。
2005年より開催。第1回のみTVチャンピオンとのタイアップとして全国大会(決勝)が同年11月に、第2~5回は翌年2月のAOUエキスポでの決勝大会が行われていた。2010年より「みんなのクレーンゲーム選手権」にリニューアルし2012年度まで開催された。
AOU主催によるアーケード用音楽ゲームの全国大会。AOUの店舗活性推進委員会が企画している[29]。2014年より毎年開催されており、「全国頂上決戦」はJAEPOの定番イベントとなっている[30]。
これまで音楽ゲームのメーカーの枠を超えたイベントが開催されたことはあるが、コナミも含めた音楽ゲームのイベントを行うのは本大会が初めて[注 4]。
過去にコナミは『beatmaniaシリーズ』に類似しているとして、アーケードゲーム『VJ』を対象に訴訟を起こしたことで、『VJ』を直営店に設置していたセガとナムコとの間に軋轢が生まれた経緯があり、コナミ、セガ、バンダイナムコの3社の音楽ゲームの共演は実現が難しいと考えられていたことから、ライターのさかまきうさろーるは本大会の開催を報じた記事の中で「今回の大会は感慨深いものになりそう」と述べている[31]。
店舗予選からブロック決勝を経て、勝ち残ったプレイヤーが翌年のジャパンアミューズメントエキスポ(JAEPO)にて行われる決勝大会「全国頂上決戦」にて雌雄を決する。店舗予選とブロック決勝は、AOU加盟店で開催され、またそれらの課題曲はAOU加盟店にのみ配信される(決勝大会終了後にAOU非加盟の店舗にも配信)。
店舗でのブロック決勝では一部店舗から大会の模様を配信する場合もあるが、頂上決戦の模様はニコニコ生放送でのみ配信される事が慣例となっている。
2018年4月1日、日本アミューズメントマシン協会(JAMMA)と全日本アミューズメント施設営業者協会連合会(AOU)が合併し、日本アミューズメント産業協会(JAIA)が設立したため、第5回はJAIA主催となった。ただ、主催の中で通知に関して重大問題を起こす経緯をたどってしまい、謝罪文面を提示する回となってしまった。2019年内のニュース更新の一部文言にて『天下一音ゲ祭の発展的終了』との旨が掲載され[32][33]自然消滅的に大会の歴史を幕引きする経過へ移行。その掲載通りに2019年でアナウンスは行われず、JAIAとして大会を企画していく役割からは身を引いたと思われる。ただし、可能性として第1回大会で行われていたような他社交流による楽曲移植が行われる可能性の記載もニュース更新内では掲載されている[32]。実際に実現になるかは2020年2月時点では不明である
初回は「天下一音ゲ祭」はブロック決勝までで、JAEPOで開催される「全日本音ゲー頂上決戦」は別組織の主催[34]であり、その出場プレイヤーをAOUが推薦する、という形式だった。また優勝者は主催組織にプロゲーマーとして登録される副賞があり、さらに全機種の頂上決戦参加者を地域で分割した団体戦も行われた。
課題曲には相互移植楽曲と新曲があり、新曲は四大元素がモチーフとなっている。
曲名 | アーティスト | 初出 |
---|---|---|
FLOWER | DJ YOSHITAKA | jubeat knit APPEND |
Garakuta Doll Play | t+pazolite | maimai GreeN |
Got more raves? | E.G.G. | グルーヴコースター(アーケード) |
きたさいたま2000 | LindaAI-CUE | 太鼓の達人 ぽ〜たぶる2 |
課題曲はすべて新曲となった。新たに「チャレンジ枠」として『シンクロニカ』でも開催されるため、バンダイナムコは2機種で参加することになった。またコナミは前回と違う作品で参加しているほか、『maimai』と『太鼓の達人』は店舗予選とブロック決勝の間に新バージョンに移行している。
この回より、予選参加者に抽選でスペシャルCDのプレゼントを開始。
全国頂上決戦では、『SOUND VOLTEX III』決勝戦で「月光乱舞」GRAVITY譜面がサプライズ公開され、決勝進出者が初見で競うこととなった[35]。
曲名 | アーティスト | 機種 |
---|---|---|
マサカリブレイド | REDALiCE | SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS |
Aiolos | xi | maimai ORANGE PLUS |
Solar Storm | xi | グルーヴコースター2 ヘヴンリーフェスティバル |
朱の旋律 | AILE(アイル) | 太鼓の達人 ムラサキVer. |
夜明けまであと3秒 | Taku Inoue(BNSI) | シンクロニカ |
曲名 | アーティスト | 機種 |
---|---|---|
月光乱舞 | P*Light | SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS |
Axeria | AcuticNotes | maimai PiNK / maimai ORANGE PLUS |
Black MInD | COSIO(ZUNTATA) | グルーヴコースター2 ヘヴンリーフェスティバル |
夜明けまであと3秒 | Taku Inoue(BNSI) | 太鼓の達人 ホワイトVer. / ムラサキVer. |
朱の旋律 | AILE(アイル) | シンクロニカ |
機種は前回と同じだが、前回チャレンジ枠の『シンクロニカ』は本大会に採用されず、またチャレンジ枠もなくなった。『SOUND VOLTEX』と『maimai』は、ブロック決勝と全国頂上決戦の間に新バージョンに移行している。
課題曲は店舗予選が新曲、ブロック決勝が相互移植曲と、第1回の逆となっている(ただし、相互移植曲は全機種に全曲の移植ではなく、特定機種への特定楽曲の移植のみ)。相互移植曲は、10月3日に行われたライブ配信番組「げーおん!」にて、各メーカースタッフによる公開抽選で決定した[36]。
全国頂上決戦では、『太鼓の達人』決勝戦で新曲「8OROCHI」がサプライズ公開され、決勝進出者が初見で競うこととなった[37][38]。
曲名 | アーティスト | 機種 |
---|---|---|
極圏 | cosMo VS dj TAKA | SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS |
Nitrous Fury | Jun Senoue | maimai PINK PLUS |
Scarlet Lance | MASAKI(ZUNTATA) | グルーヴコースター3 リンクフィーバー |
毒LOCANdy♡ | t+pazolite | 太鼓の達人 レッドVer. |
曲名 | アーティスト | 機種 | 移植元機種 |
---|---|---|---|
Solar Storm | xi | SOUND VOLTEX III GRAVITY WARS | グルーヴコースターシリーズ |
夜明けまであと3秒 | Taku Inoue(BNSI) | maimai ORANGE PLUS | 太鼓の達人シリーズ |
Axeria | AcuticNotes | グルーヴコースター3 リンクフィーバー | maimaiシリーズ |
マサカリブレイド | REDALiCE | 太鼓の達人 レッドVer. | SOUND VOLTEXシリーズ |
今回は対象機種を6機種に拡大。大会形式が「JAEPO大会枠」と「ブロック大会枠」とに分かれ、どちらもブロック決勝大会までは開催されたが、全国頂上決戦が行われたのはJAEPO大会枠の4機種のみだった[30][39]。JAEPO大会枠には、新たに『チュウニズム』(セガ・インタラクティブ)が参戦。前回までの全国頂上決戦の対象機種だった『maimai』と、第2回のチャレンジ枠であった『シンクロニカ』の2機種が、ブロック大会枠の対象となった。なお『maimai』は、店舗予選とブロック決勝の間に新バージョンに移行している。
課題曲は、店舗予選曲はJAEPO大会枠の4機種のみに配信[注 5]、ブロック決勝曲はそれに『シンクロニカ』も含めた5機種に配信され、『maimai』のみ配信がなかった。店舗予選曲は、第1回以来となる対象全機種への相互移植となる。このうち、「極圏」と「Scarlet Lance」は前回の店舗予選課題曲であった。ブロック決勝曲は、第2回と同じくすべて新曲となった。
JAEPO2018の会場で行われた全国頂上決戦後、AOU店舗活性推進委員会委員長の畦田在隆が登壇し、第5回大会を行うことを宣言した[30][39] 。
同年4月、JAMMAとAOUの合併によりJAIA主催の大会となった。参加5機種全てにおいて頂上決戦が行われる。また今回から同大会向けの新曲が収録された楽曲ダウンロードカードSONOCAによる配布があり、大会参加者へ5社からランダムに1社の楽曲が収録されたカードが1枚配布されている。maimaiは2大会ぶりの頂上決戦復帰となる他、同機種へコナミ社オリジナル楽曲が初めて収録された大会にもなった。
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