児玉谷 史朗(こだまや しろう、1954年4月28日 - )は、日本の社会学者。一橋大学名誉教授。専門は国際開発論およびアフリカ地域研究。
- 1985年 4月 アジア経済研究所入所(調査研究部、後に総合研究部[アフリカ・プロジェクト・チーム]、地域研究部[アフリカ]に配属)
- 1986年 4月 アジア経済研究所海外派遣員として、ザンビア共和国で調査研究(ザンビア大学アフリカ研究所所属)(88年 3月まで)
- 1991年 3月 アジア経済研究所退職
- 1991年 4月 一橋大学社会学部助教授(社会地理学講座)
- 1996年10月 一橋大学社会学部教授(社会地理学講座)
- 2000年 4月 一橋大学大学院社会学研究科教授に配置替え
- 2018年 3月 定年退職
- 2018年 4月 一橋大学名誉教授[1]、一橋大学大学院社会学研究科特任教授
著書
- 『アフリカにおける商業的農業の発展』(編著)アジア経済研究所, 1993
論文
- 「ダンボの土地利用と農業生産――ザンビア・チネナ村の事例」(半澤和夫・島田周平との共著)『開発学研究』4(2), 1994
- 「地域研究と開発研究」『一橋論叢』111(4), 1994
- 「ザンビアの構造調整とメイズの流通改革」原口武彦編『構造調整とアフリカ農業』アジア経済研究所, 1995
- "Migration, population growth and ethnic diversity of a village in central Zambia." Hitotsubashi Journal of Social Studies 27(2), 1995
- 「アフリカ――失われた10年と構造調整の10年」柳田侃・奥村茂次・尾上修悟編『新版世界経済――市場経済のグローバル化』ミネルヴァ書房, 1998
- 「ザンビアにおける経済危機と都市インフォーマル・セクター」池野旬・武内進一編『アフリカのインフォーマル・セクター再考』アジア経済研究所, 1998
- 「ザンビアにおける農業流通の自由化」大林稔編『アフリカ: 第三の変容』昭和堂, 1999
- 「ザンビアの慣習法地域における土地制度と土地問題――中央州のある村の事例を中心に」池野旬編『アフリカ農村像の再検討』アジア経済研究所, 1999