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『俵太の達者でござる』(ひょうたのたっしゃでござる)は、1993年11月から2004年1月まで福井テレビジョン放送で放送されたバラエティ番組。
現代にタイムスリップした越前・若狭見回り奉行「越前屋俵之介」(お奉行様)に扮した越前屋俵太が、福井県内を見回って地域の人たちと触れあったり、見所を紹介したりしていた番組。「見回り奉行」は「廻国巡見使」をモチーフとしている。ただし、番組も成熟期に入るとお奉行様の行動範囲は県内にとどまらず、近県の石川県・富山県・岐阜県・滋賀県・京都府・兵庫県、果ては北海道の十勝にまで足を伸ばした。
番組開始当初は、突如現れる武家姿の俵太のキャラクターに動揺する福井県民も多かったが、回を重ねるにつれて認知度も上がっていき、「お奉行様」は県民の人気者になって各地で歓待されるようになった。番組途中からは、丸野修が扮する「飛脚の亀吉」や「忍者の猪丸」が登場するようになった。「暑苦しい」と評されたお奉行様(後述)とは対照的に、雪が降っても薄着の格好。そして、お奉行様とのボケとツッコミの掛け合いは番組をさらに盛り上げた。
ロケ地で出会った地域の人々との対話の最後は、「それでは達者でお暮らしくだされ」のセリフで締めることが恒例になっていた。そして、越前大仏(勝山市)の風景と共にエンディングを迎えていた。エンディングテーマはキム・ヨンジャの「愛の迷路」。
当初は金曜 19:00 - 19:30に放送されていたが、途中で月曜 19:30 - 20:00に変更された。そのほかにも、1時間スペシャルなどが放送された。
10年に渡り長期間続いた人気番組の一つになり、越前屋俵太を代表する番組でもあった。また、俵太は開始当初から番組の企画を担っていた[1]。
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