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日本のアニメーター ウィキペディアから
佐藤 好春(さとう よしはる、1958年5月15日 - )は、日本のアニメーター、キャラクターデザイナー。日本アニメーション所属。神奈川県出身。
さとう よしはる 佐藤 好春 | |
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プロフィール | |
生年月日 | 1958年5月15日(66歳) |
出身地 | 日本・神奈川県 |
出身校 | 神奈川県立神奈川工業高等学校 |
職業 |
アニメーター キャラクターデザイナー |
所属 | 日本アニメーション |
活動期間 | 1978年 - |
ジャンル | アニメーション |
神奈川県立神奈川工業高等学校を卒業後、大学入学を目指すが頓挫。1978年スタジオ・カーペンターに入社し数作品の動画を担当した後、日本アニメーションに移籍。アニメーター森康二、近藤喜文らに学び、『世界名作劇場シリーズ』のメイン・アニメーターとして永く活躍した。
1986年愛少女ポリアンナ物語で、初のキャラクターデザイナー[1]に抜擢される。その後、スタジオジブリに移籍するが、そのきっかけになったのは、1988年公開の高畑勲監督の火垂るの墓の作画監督に決まった近藤喜文の推薦により、宮崎駿監督のとなりのトトロの作画監督に抜擢されたことによる。その後、スタジオジブリで数作、原画、作画監督として参加した後、日本アニメーションに戻る。再び世界名作劇場若草物語 ナンとジョー先生[2]、ロミオの青い空[3]のキャラクターデザインを手がけるが、1997年世界名作劇場シリーズの終了に伴い、フリーランスとなる。ウオルトディズニージャパンなどを経て、2001年、株式会社タイトーのゲームソフト「ガラクタ名作劇場 ラクガキ王国」のアートディレクターに招聘され、同作品のCM映像も手がけている[4]。
2009年3月までゲームメーカータイトーに在籍していた。その後、BSでハウス食品世界名作劇場シリーズとして復活したことによる、こんにちはアン[5]参加のため、古巣である日本アニメーションに戻り、2018年現在も同社に所属している。そのほか、2005年より有限会社トラッシュスタジオの代表取締役プロデューサーの釘宮陽一郎と組んで、科学館向け短編劇場用映画や、TVCMなどのコンテンツ制作を多数行っている[6]。とくに、九州地区限定の製パンメーカーフランソアのTVアニメCMは、2018年現在30作を越える長期シリーズとなっていて、佐藤の代表作となっている[7]。2017年、フランソアCMは10周年を迎え、10年分のCMを繋いだ「カシスとアルルの物語」がWEBに公開された[8]。また、同年11月、これまでの経験を生かしたアニメーションの参考書(レシピ本)「佐藤好春と考えるキャラクターとアニメーションの描き方」(共著:釘宮陽一郎(トラッシュスタジオ))をナツメ社から出版する[9]。2018年には、アニメーター画業40周年を迎えた。2019年から2020年にかけては、花王のキャンペーンのキャラクターデザイン、WEBCMを手掛ける。
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