佐竹 明(さたけ あきら、1929年1月1日[1] - 2024年10月21日[2])は、日本の聖書学者広島大学名誉教授。

来歴

東京府(現東京都[1]新宿区)出身[3]

1953年東京大学教養学部教養学科卒、1955年同大学院人文科学研究科西洋古典学専攻修士課程修了、1956年から1959年まで西ドイツハイデルベルク大学スイスチューリヒ大学神学部に留学。1959年から1962年までハイデルベルク大学付牧師。1963年ハイデルベルク大学神学博士。1963年から1976年まで青山学院大学文学部神学科助教授、教授。1977年から1990年まで広島大学総合科学部教授。1990年から2004年までフェリス女学院大学教授。1996年から2004年まで同大学学長

2011年日本学士院賞恩賜賞受賞。

2024年10月21日、肺炎のため死去。95歳没[2]

著書

翻訳

  • 『原始キリスト教と礼拝』(オスカー・クルマン由木康共訳、新教出版社、聖書学叢書) 1957年
  • 『新約聖書における教会像』(E・シュヴァイツァー、新教出版社 1968年
  • 『パウロ その生涯と使信』(ボルンカム、新教出版社 1970年
  • 『新約聖書』(ギュンター・ボルンカム、新教出版社、現代神学の焦点) 1972年
  • 『ガラテア人への手紙』(新教出版社、現代新約注解全書) 1974年
  • ヨハネの黙示録』(新教出版社、現代新約注解全書) 1978年 - 1989年
  • マタイによる福音書』(E・シュヴァイツァー、翻訳・註解、NTD新約聖書註解刊行会) 1978年1月
  • 『神の支配とこの世の権力の思想史 - 聖書・アウグスティヌス・中世・ルター』(ウルリッヒ・ドゥフロウ共訳、新地書房) 1980年11月
  • 『パウロ神学の核心』(E・ケーゼマン梅本直人共訳、ヨルダン社) 1980年11月
  • 『新約聖書における教会像』(E・シュヴァイツァー、新教出版社、現代神学双書) 1984年

脚注

参考文献

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