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漫画『BLEACH』に登場する架空の集団 ウィキペディアから
仮面の軍勢(ヴァイザード)は、久保帯人作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『BLEACH』に登場する架空の集団。
虚(ホロウ)の力が発現(発症)した死神の集団。虚が仮面を割ったことで破面となったのに対し、逆に仮面を被ることで虚特有の力(虚閃など)を発揮することができる。
なお、虚の力が発現した死神は精神世界に虚の人格が生まれ、これを御さない限り徐々に虚の人格に元の人格が飲まれて、突発的に虚化する可能性が高くなり、やがて元の人格が完全に消える。回避するには後述の、仮面の軍勢の使う虚化を会得しなければならない。なお、一時凌ぎにすぎないが、突発的に虚化しても斬魄刀を突き刺したり、無理矢理引き剥がすなどしてこの仮面を壊せば、自然と虚化が解けるらしい。
ハッチ以外のメンバーはいずれも110年前には護廷十三隊に所属しており、平子・ローズ・ラブ・拳西の4人は隊長、ひよ里・リサ・白の3人は副隊長を務めていた。しかし101年前、藍染惣右介による人体実験に巻き込まれて虚化し、当時の十二番隊隊長であった浦原喜助の助力により一命は取り留めたものの、中央四十六室の裁定により虚としての始末処分の対象とされ、犯行の濡れ衣をなすり付けられた浦原ともども現世へと逃亡していた。
彼らが去ってから100年以上の年月が経っているため、現在の護廷十三隊の中には当時所属していなかったルキアや狛村、日番谷、大前田などの隊長・副隊長も含め彼らを知らない者も多い。
各自斬魄刀を所持し、ハッチ・白以外の六人の斬魄刀の名前が判明している(過去編では、メンバーより先に拳西の斬魄刀の名前が判明している)。後にリサも隊長に就任した為に卍解を習得していると思われ、作中では拳西・ローズの卍解は判明している。霊体ではなく義骸のまま、斬魄刀の使用や虚化ができると見受けられる。
仮面の軍勢となって以降は、護廷十三隊と与しない第三勢力としながらも、自らの立場を“一護の味方”として表明している。経緯は不明だが、黒崎一護が始解や卍解を凄まじいスピードで会得したことを知っており、当初は一護の意志に関わらず、一護を仲間に引き入れようとしていた。そして一護が内なる虚を抑える為に赴いた際に、一護を仲間として認めている。
小説版では、義骸に入っているため100年間年を取らず、周りの人間に怪しまれないために住居を何度も移転しているとのこと。
空座町での決戦の際は護廷十三隊と藍染一派との戦いに乱入、フーラーが吐き出したギリアンの大群を殲滅する活躍を見せ、藍染を倒すべく護廷十三隊と共闘する。しかし、殆どのメンバーが藍染の圧倒的な力の前に敗北してしまう。その後、藍染が浦原によって封印された後は卯ノ花の治療を受け回復し、平子・ローズ・拳西は護廷十三隊に元の部隊の隊長として、白はスーパー副隊長として復隊、リサは商売のため尸魂界に拠点を移し、残りのメンバーは現世に残留している(千年血戦後、リサは隊長に昇進した上で復隊している)。
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