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『亭主元気で犬がいい』(ていしゅげんきでいぬがいい)は、徳弘正也による日本の青年漫画作品。2010年20号(2010年9月)[1]から2013年12号(2013年5月)まで『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて連載された。単行本は全8巻。
デビュー以来、28年にわたって集英社で執筆していた作者が、小学館へ移籍後に始めた連載作品。空手が得意な女性主人公と犬に転生した元・大学教授の「夫婦」が探偵として事件を解決していくサスペンス作品。科学的知識を応用(前作『ふぐマン』を踏襲)したトリックを取り入れていると同時に、ギャグや人情話、下ネタを織り交ぜており、一種のシチュエーション・コメディを描写している。
今作は、おおよそ3~6話で1つのエピソードとなっている。
九頭龍マリは猟奇殺人犯を兄に持つことから差別を受け、自殺を考えていたところを通りすがりの大学教授・水田連太郎に救われる。連太郎と相思相愛となり結婚したマリは幸せを手に入れたかにみえたが、程なく連太郎はマリの兄が起こした殺人事件の被害者家族によって惨殺されてしまう。再び全てを失ったマリの前に、子犬に転生した連太郎が現れた。
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1986年の大日本除虫菊「金鳥ゴン」のCMで、『亭主元気で留守がいい』という石井達矢によるキャッチコピーがあった[4](当時、「新語・流行語大賞」の流行語部門・銅賞に選ばれた[5])。
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