亘理胤正

亘理 胤正（わたり たねまさ、1878年（明治11年）4月10日^[1] - 1929年（昭和4年）8月30日^[2][3]）は、明治から昭和時代前期の政治家、実業家。衆議院議員（2期）。

亘理胤正

経歴

涌谷伊達（亘理）家13代当主の亘理胤元の長男として宮城県に生まれる^[4]。1911年（明治44年）渡米し、コーネル大学で養鶏学を学ぶ^[3]。養鶏、養豚、養蚕の奨励など殖産興業に尽力し^[3]、大日本農会総裁より数度の表彰を受ける^[2]。

1915年（大正4年）3月の第12回衆議院議員総選挙では宮城県郡部から憲政会所属で出馬し当選^[2]。つづく第13回衆議院議員総選挙でも当選し、衆議院議員を通算2期務めた^[2]。

親族

• 父：亘理胤元（仙台藩家臣涌谷伊達（亘理）家13代当主）
• 妻：亀久子（伊達邦成の娘）

脚注

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1. 衆議院『第三十六回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1915年、16頁。
2. 衆議院、参議院 編 1962, 562頁.
3. 上田ほか 2001, 2094頁.
4. 人事興信所 1928, ワ27頁.

参考文献

• 人事興信所 編『人事興信録 第8版』人事興信所、1928年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2127124。
• 衆議院、参議院 編『議会制度七十年史 第11』大蔵省印刷局、1962年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3000139。
• 上田正昭ほか 監修『講談社日本人名大辞典』講談社、2001年。ISBN 4062108496。