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日本の柔道家 (1888-1977) ウィキペディアから
中野 正三(なかの しょうぞう、1888年1月6日 - 1977年12月22日)は日本の柔道家(十段)。内股の名人として有名である。
新潟県五泉町(現:五泉市)で出生。17歳で上京し講道館に入門。また東京正規英語学校(現:正則学園高等学校)を経て日本大学殖民科で学ぶ。
自然体から左右の内股・跳腰等は後の柔道発展に大きな影響を与えた。
伝説と呼ばれるほどの中野の内股は柔道形にある後ろに崩して投げる技とは違い、腰で跳ね上げるタイプの内股であった。相手が左極端でも右極端でも、押していても引いていても投げられたという。
「新しく内股をやり始めたと言っても、その基礎は跳腰でやっていたから、そんなに苦労はなかった」、「内股は、胸と腰さえ取れば、それほど足を突っ込まなくてもかかる。内股はどちらかといえば腰技に近く、相手の足が開いていようが閉じていようが技はかかる」と語っている。
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