三毛猫ホームズの推理
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『三毛猫ホームズの推理』(みけねこホームズのすいり)は、日本の小説家赤川次郎によって1978年に発表された長編推理小説である。猫を主人公にすえた設定が人気をよんだ。三毛猫ホームズシリーズの第1作であり、レギュラーメンバーのうち片山義太郎、片山晴美、ホームズといった面々は登場しているものの、石津刑事や栗原警視は登場していない。
羽衣女子大学の学生が殺害される事件が発生した。血を見るのが苦手で女性恐怖症というダメ刑事・片山義太郎は捜査一課長・三田村繁に命じられて羽衣女子大学に出向き、文学部長・森崎智雄と話をするが、その被害者が売春を行っていたこと、そしてそれが組織的なものであることから、その内偵のために羽衣女子大学に潜入することとなる。
森崎の飼い猫であるホームズ、そしてここの学生である吉塚雪子も片山に協力することになるが、そんなある日、森崎が殺害されてしまい、ホームズを引き取ることになった。
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