万科企業

万科企業股份有限公司（ばんか きぎょう こうこ ゆうげんこうし）は、中華人民共和国の大手不動産デベロッパー。英称は、China Vanke（チャイナ・バンケ）。60を超える珠江デルタ、長江デルタ、渤海湾沿岸に所在する都市において、不動産開発・管理・販売を手がけている。2012年より、香港、アメリカ合衆国、イギリス、マレーシアにも進出している。筆頭株主は 深圳市地鉄集団（中国語版）（深圳メトロ）であるが、これは2015年に傘下の保険会社を通じて資金を調達した投機筋の宝能投資集団及び競合企業の恒大集団に敵対的買収を仕掛けられた際に、深圳メトロがホワイトナイトとなった経緯によるものである^[1]。

万科企业股份有限公司
CHINA VANKE CO., LTD.

種類	有限公司
市場情報	SZSE 000002 SEHK 2202
略称	万科
設立	1984年5月30日
業種	不動産業
事業内容	不動産デベロッパー
代表者	王石（中国語版）
売上高	US$53.253 billion (2020)
純利益	US$4.2 billion (2018)
総資産	US$248.360 billion (2020)
従業員数	131,505人 (2020)
主要株主	深圳市地鉄集団（中国語版） 28.69% 香港中央結算(代理人)有限公司13.96%
主要子会社	万科置業海外（中国語版）
外部リンク	www.vanke.com

Vanke Co., Ltd.
簡体字	万科企业股份有限公司
繁体字	萬科企業股份有限公司
発音記号 標準中国語 漢語拼音 Wànkē Qǐyè Gǔfènyǒuxiàngōngsī 粤語 粤拼 maan6 fo1 kei5 jip6 gu2 fan6*2 jau5 haan6 gung1 si1

本社は、深圳市の 大梅沙海浜公園 （英語版）に立地する万科中心（英語版）に置かれている^[2]。

万科は、1991年に深圳発展銀行に次ぐ、2番目の上場企業として、開業したばかりの深圳証券取引所に上場した。創業者の王石は、改革派の経営者として知られ、不動産業界のオピニオン・リーダーとして知られた^[3]。

2019年には三菱地所と戦略的提携協定を締結^[4]。

2020年に、フォーチュン・グローバル500に208位でランクイン^[5]。 フォーチュン掲載時点において、年商532.53億ドル、資産2,483.6億ドル、従業員131,505人^[5]。

また、同じく2020年にフォーブス・グローバル2000に96位でランクインした^[6]。

2021年第3四半期には、不動産市況の悪化を受けて、成約面積は前年同期比36.5％減となる一方^[7]、中国当局により、財務危機にある恒大集団の資産の買取りを要請されている^[8]。