一岡神社
大阪府泉南市にある神社 ウィキペディアから
一岡神社(いちおかじんじゃ)は、大阪府泉南市にある神社。一丘神社とも書く。「祇園さん」とも称される。

祭神
歴史
創建年代等については不詳であるが、欽明天皇元年(539年)に創建され、崇峻天皇5年(592年)に厩戸皇子がこの地に海会寺を建立すると、当社の名を海営宮に改めてその鎮守としたと伝わる。後に正一位の神階に達したともいう。また「大社」と呼ばれていたともいう。
天正5年(1577年)に行われた織田信長による雑賀攻めの兵火に掛かって焼失するが、文禄5年(1596年)に村民氏子によって再建された。
1907年(明治40年)12月9日に熊野九十九王子の一つである厩戸王子を境内に移し、境内社の市杵島神社としている[1]。境内は海会寺跡地の一角にあり、本殿と拝殿は海会寺金堂跡の上に建てられている。
境内
- 本殿 - 海会寺金堂の跡地に建てられている。
- 拝殿 - 海会寺金堂の跡地に建てられている。拝殿の東には金堂の礎石が残されている。
- 海会寺金堂跡 - 土壇の一部が残されている。
- 海会寺塔跡 - 基壇が復元されている。
- 海会寺講堂跡 - 基壇が復元されている。
- 海会寺回廊跡 - 礎石と柱の下部が復元されている。
- 社務所
摂・末社
文化財
国指定史跡
- 海会寺跡
大阪府指定史跡
- 廐戸王子跡
祭事
- 例祭 - 10月第2土・日曜日
脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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