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ロネ・シェルフィグによる2011年の映画 ウィキペディアから
『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(ワンデイにじゅうさんねんのラブストーリー、One Day)は、ロネ・シェルフィグ監督による2011年のイギリス映画である。デヴィッド・ニコルズの小説『ワン・デイ』をニコルズ自らの脚本(脚色)で映画化した作品である。
ワン・デイ 23年のラブストーリー | |
---|---|
One Day | |
監督 | ロネ・シェルフィグ |
脚本 | デヴィッド・ニコルズ |
原作 |
デヴィッド・ニコルズ 『ワン・デイ』 |
製作 | ニーナ・ジェイコブソン |
製作総指揮 | テッサ・ロス |
出演者 |
アン・ハサウェイ ジム・スタージェス パトリシア・クラークソン |
音楽 | レイチェル・ポートマン |
撮影 | ブノワ・ドゥローム |
編集 | バーニー・ピリング[1] |
製作会社 |
ランダムハウス・フィルムズ フィルム4プロダクションズ カラー・フォース |
配給 |
フォーカス・フィーチャーズ アスミック・エース |
公開 |
2011年8月19日 2012年6月23日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $15,000,000[2] |
興行収入 |
$59,389,433[3] 9200万円[4] |
二人の出会いは1988年7月15日、エディンバラ大学の卒業式だった。真面目なエマ(アン・ハサウェイ)と自由奔放なデクスター(ジム・スタージェス)は、その日初めて言葉を交わした。意気投合した二人はお互い惹かれ合いながらも、そのまま親友として付き合うことになる[5]。7月15日は「聖スウィジンの日」(St.Swithin's Day)で、「マザー・グース」に 「聖スウィジンの日が雨ならば40日間雨つづき 聖スウィジンの日が晴れならば40日間雨はなし」というのがある。エマは恋心を隠しつつ、デクスターとの友人関係を続けていく。1989年には、エマはロンドンで暮らし始めていた。1990年、デクスターは業界の仕事を謳歌していた。1992年、二人きりで旅行に出かけるが、カルバンクラインのパンツを盗まれる。1994年、病気の母親を抱える家族とのトラブルに頭を悩ましたデクスターはエマに電話をするが、その時エマはフランス人の男と『死霊のはらわた3』を見てからレストランでデートしていた。1996年、久しぶりに会ったものの、思いがすれ違っていく。デクスターは低俗番組が時代に取り残され解雇になり、恋人シルヴィの家族ともうまく行かない。エマはデクスターへの愛を綴った詩を同居の恋人に読まれ、嫉妬される。2000年、友人の結婚式で再会するが、シルヴィと「できちゃった結婚」すると告白される。教師だったエマは詩人として有名になり、ジャズミュージシャンと付き合っているというが、デクスターを追いかける。そして転機となる2004年を二人は迎える。翌年、エマは「愛している人の子どもがほしい。その人が嫌ならあなたでもいい」と笑いながら子づくりに励む…。2009年も、2011年も同じ7月15日がやってくる…。最初のすれ違いから、それぞれの人生を歩んでいくという夢のようなストーリー。
※括弧内は日本語吹替
ランダムハウス・フィルムズとフォーカス・フィーチャーズが共同製作し、フィルム4プロダクションズが共同出資した[1]。
主要撮影は2010年7月に開始された。ロケ撮影はスコットランド、イングランド、フランスで行われた[1]。8月、デクスターとエマが初めて出会うエディンバラの撮影が行われた[6]。
Rotten Tomatoesでは137件のレビューで支持率は36%となった[7]。またCinemaScoreでの観客調査は、「A+」から「F」の範囲で「B-」となった[8]。
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