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『ワン・オブ・ア・カインド』（One of a Kind）は、イギリスのミュージシャン、ドン・エイリーが2018年に発表した、ソロ名義では5作目のスタジオ・アルバム。
『キード・アップ』（2014年）以来4年ぶりのソロ・アルバムに当たり、「ドン・エイリー&フレンズ」名義でのライヴ活動をサポートしてきたミュージシャンが全面参加した[3]。日本盤ボーナス・トラックの2曲と、限定盤ボーナス・ディスクに収録された4曲は、いずれも2017年3月14日のハンブルク公演におけるライヴ録音である[4]。
ヒュー・フィールダーはloudersound.comのレビューで5点満点中3点を付け、全体像に関して「これまで多数の雇い主たちとの共演に役立ってきた、カメレオンの皮膚の如き多様性の一部を削ぎ落し、自然な本能の赴くままに、彼自身が主導権を握っている」、収録曲「リスペクト」に関して「ディープ・パープルの"Speed King"を思わせる」と評している[5]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「ナザレスのカール・センタンス（vo）をはじめ、ドンのツアー・メンバーで制作した熱気あふれるクラシック・ハードロックが楽しめる」と評されている[6]。
特記なき楽曲はドン・エイリー、カール・センタンス、サイモン・マクブライドの共作。
- リスペクト "Respect" – 4:39
- オール・アウト・オブ・ライン "All Out of Line" – 4:33
- ワン・オブ・ア・カインド "One of a Kind" – 5:11
- エヴリタイム・アイ・シー・ユア・フェイス "Every Time I See Your Face" (Don Airey, Carl Sentance) – 3:21
- ヴィクティム・オブ・ペイン "Victim of Pain" – 5:23
- ランニング・フリー "Running Free" (D. Airey, C. Sentance) – 4:50
- ロスト・ボーイズ "Lost Boys" (D. Airey, C. Sentance) – 4:51
- ウォント・ユー・ソー・バッド "Want You So Bad" – 4:48
- チルドレン・オブ・ザ・サン "Children of the Sun" (D. Airey, C. Sentance) – 4:02
- リメンバー・トゥ・コール "Remember to Call" (D. Airey, Simon McBride) – 3:42
- ステイ・ザ・ナイト "Stay the Night" (D. Airey, C. Sentence, Jon Finnigan) – 4:19
日本盤ボーナス・トラック
- シューティング・スター（ライヴver.） "Shooting Star" (D. Airey, C. Sentence) - 5:03
- ザ・ウェイ・アイ・フィール・インサイド（ライヴver.） "The Way I Feel Inside" (D. Airey, C. Sentence) – 5:32
限定盤ボーナス・ディスク
- ピクチャーズ・オブ・ホーム "Pictures of Home" (Ian Gillan, Ritchie Blackmore, Roger Glover, Jon Lord, Ian Paice)
- シンス・ユー・ビーン・ゴーン "Since You've Been Gone" (Russ Ballard)
- アイ・サレンダー "I Surrender" (R. Ballard)
- スティル・ゴット・ザ・ブルース "Still Got the Blues" (Gary Moore)
アディショナル・ミュージシャン
- スティーヴ・ベントリー＝クライン - ストリングス
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