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ローデシア特殊空挺部隊(ローデシアとくしゅくうていぶたい、Rhodesian Special Air Service、ローデシアSAS)は、ローデシア軍の特殊部隊。黒人隊員が多かったセルース・スカウツと異なり、全員が白人で構成されたとされる。
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モットーはイギリスのSASと同じく"Who Dares Wins"[1] (あえて挑んだものが勝つ)であり、ベレー帽の色や部隊の徽章も英SASと同様のものを使用していた。
ローデシアSAS・C中隊(C Squadron, 後に第1SAS連隊に改称)は、1950年11月に結成された南ローデシア極東義勇隊を前身とする。南ローデシア義勇隊は1951年3月、英連邦の一員としてマラヤ動乱に派遣。そこで、カラヴァート中佐を指揮官として新たに編成された[2]、その後の1964年、イギリスより独立した南ローデシアのイアン・スミス政権下にて、ローデシアSASはローデシア陸軍の部隊として再編成が行われ[3]、ザンビアやモザンビークへの越境作戦などでZIPRA(ジンバブエ独立人民共和国軍)やZANLA(ジンバブエ・アフリカ民族解放軍)に大きな打撃を与えた。
また、モザンビークにおいてはFRELIMO(モザンビーク解放戦線)に対抗する黒人武装勢力RENAMO(モザンビーク民族抵抗運動)の結成にも携わった[4]。
ローデシアSAS内において、南アフリカ国防軍の兵士で構成されたD中隊は、後に南アフリカ国防軍特殊部隊旅団(South African Special Forces Brigade:通称レキ、レキース)の前身となった[5]。
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