ルイ・ブラス

この項目では、アメリカ合衆国の化学者について説明しています。その他の用法については「リュイ・ブラース (曖昧さ回避)」をご覧ください。

ルイ・ユージーン・ブラス（Louis Eugene Brus, 1943年8月10日 - ）は、アメリカ合衆国の化学者。コロンビア大学教授（物理学、化学）。量子ドットとして知られるコロイド状半導体ナノ結晶の発見で知られる。オハイオ州クリーブランド出身。2023年にムンジ・バウェンディ、アレクセイ・エキモフとともにノーベル化学賞を受賞した^[1]。

Louis E. Brus ルイ・ブラス
ルイ・ブラス(2008)
生誕	(1943-08-10) 1943年8月10日（81歳） アメリカ合衆国 オハイオ州クリーブランド
国籍	アメリカ合衆国
研究機関	コロンビア大学
出身校	ライス大学 コロンビア大学
主な指導学生	ポール・アリヴィサトス ムンジ・バウェンディ
主な業績	量子ドット ナノテクノロジー ナノ結晶 カーボンナノチューブ
主な受賞歴	ノーベル化学賞(2023)
プロジェクト:人物伝

ノーベル賞受賞者 受賞年：2023年 受賞部門：ノーベル化学賞 受賞理由：量子ドットの発見と合成

経歴

1965年にライス大学を卒業後、1969年にコロンビア大学から化学物理学の博士号を取得。1969年から1973年までアメリカ海軍調査研究所に所属し、その後はベル研究所に勤務、1996年から現職。

受賞歴

• 2001年 - アーヴィング・ラングミュア賞
• 2006年 - R・W・ウッド賞
• 2008年 - カヴリ賞
• 2009年 - ウィラード・ギブズ賞^[2]
• 2010年 - 米国科学アカデミー賞化学部門
• 2011年 - ピーター・デバイ賞^[3]
• 2012年 - バウアー賞、トムソン・ロイター引用栄誉賞
• 2013年 - ウェルチ化学賞
• 2023年 - ノーベル化学賞