リュウキュウバショウ
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リュウキュウバショウ(琉球芭蕉、学名: Musa balbisiana)は、南アジア東部、東南アジア北部、および中国南部原産のバショウ科バショウ属の植物。マレーヤマバショウ(Musa acuminata)と共に、現代の栽培品種のバナナの祖先種である。
特徴
イタリアの植物学者ルイジ・アロイシャス・コッラによって1920年に初めて科学的に記載された[5]。青々とした葉が塊になって育ち、ほとんどの栽培されているバナナよりも直立性である。花は赤色からえび茶色、果実は青色と緑色の間である。
分類
- リュウキュウバショウ(広義)Musa balbisiana Colla
- リュウキュウバショウ(標準)Musa balbisiana Colla var. liukiuensis (Matsum.) Häkkinen
利用
種子を抜き取った果実はフィリピンでは「butuhan(タネあり、の意)」[7]、タイでは「クルアイ・ターニー (泰: กล้วยตานี klûai taanii)」と呼ばれる[8]。タイでは葉を包装や工芸のために使う[9]。
出典
関連項目
外部リンク
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