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リフレかやの里(リフレかやのさと)は京都府与謝郡与謝野町金屋にある、日帰り入浴ができる浴場[2][注釈 1]やランチビュッフェが楽しめるレストランなどを備えた指定管理者制度による指定管理者により運営されている与謝野町の入浴宿泊施設である[4][5]。
与謝野町の公共施設白書によると、体験・レクリエーション施設のカテゴリー2『食と健康を体験する施設』となっている[1]。
定休日は水曜日。臨時休業もあり、イベントカレンダーで定めている[6]。
4種類の多彩なお風呂を提供している[7]。
ビュッフェを楽しめるレストラン。ドリンクバーを完備している[8]。なお、ランチビュッフェの営業日は土・日・月・火である[2]。2022年(令和4年)7月より営業を停止している[9]。
館内にある宿泊施設[10]。
部屋は以下の通り[10]。
ジュースやジャムなどの農産加工品を製造している併設の加工所[11]。加工品は、館内の直売所で販売され、森のレストランでも提供している[5]。
リフレかやの里は与謝郡旧加悦町時代の1998年に開設し、加悦町が出資したリフレッシュ丹後に運営を委託、現与謝野町に合併後の2006年からは与謝野町の指定管理者であった[18]。しかし、道路事情による利用客の減少[19]、燃料費の高騰により経営が悪化。2008年7月1日営業を休止した[20]。その後、3年間休館を余儀なくされたが、2010年9月、新たな与謝野町の指定管理者を社会福祉法人よさのうみ福祉会に決定[21] し、2011年10月1日、営業を再開した[17]。
地元住民からの強い要望により再開に至ったのであったが、地元議会での検討など多くの時間がかかったのだという[17]。
現在の与謝野町の指定管理者である前述の社会福祉法人では、以前から休耕田を使った農作物栽培などの事業を行っていた[17]。事業のなかで得たヒントをもとにそのノウハウを生かし、規格外の農作物を使った加工品製造の事業をはじめた[17]。農産加工品の工場を併設しジュースやジャムなどの加工品を製造している[17]。館内で販売され、森のレストランのランチビュッフェでも提供されている[5]。障害者就労継続支援事業の事業指定を受けており[22][23]、地元の障害者の雇用創出に貢献している[24]。
農産加工品は、厚生労働大臣賞の受賞を後押しに地域でも一般に販売されるようになり、福祉施設の利用者の賃金のアップにもつながり、リフレかやの里は2011年のリニューアルオープン後の2年半で延べ15万人の集客となった[24]。この取り組みは、生産者、加工品製造に携わる福祉施設の利用者、消費者による連携により、地産地消の農福連携による地域活性化のモデルとなっており[17]、メディアでも取り上げられている[25]。
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