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『リバース・エッジ』(原題:River's Edge)は1986年のアメリカ映画。 キアヌ・リーヴス主演。殺人事件を起こした仲間を匿う、若者達を描いたヒューマンドラマ。
本作に出演したキアヌ・リーヴスとデニス・ホッパーは、後に『スピード』でも共演している。
1981年のカリフォルニア州ミルピタスで、実際に起きた恋人殺害事件を、新聞で呼んだニール・ヒメネスが脚本の参考にした[2]。
1986年のモントリオール世界映画祭、トロント国際映画祭で公開された。
1988年のインディペンデント・スピリット賞で、製作のミッジ・サンフォードとサラ・ピルスバリーがベストフィーチャー賞を獲得した。 また同年、アメリカ合衆国西部ペンセンター文学賞で、ニール・ヒメネスが脚本賞を獲得した。
ジョンは「うるさかった」という理由で仲間内のジェイミーを河原で殺害する。 自転車に乗った少年ティムは、ジョンが死体の側で発狂している所を目撃する。
ティムの兄マットは、学校で仲間たちと昼間からコカインを吸っていた。 そこへジョンが現れ、ジェイミーを殺したと話す。 冗談だと信じない仲間たちを、ジョンは河原へ連れて行き死体を見せる。
リーダー気取りのレインは、仲間のジョンを助けるために、死体をどうにか隠すことを仲間たちに相談する。 しかし、誰も関わろうとしないため、深夜一人でジェイミーの遺体を川に沈める。
レインとマットは、いつも薬を譲ってくれるフェックの家へ向かい、ジョンを匿ってくれるよう依頼する。 フェックは昔、自分の妻を射殺しダッチワイフと暮らすという変人だが、ジョンがジェイミーを殺したことを知ると、ジョンを受け入れることにする。
ところが翌日、マットは罪の意識から事件を警察に通報し、警察を河原へ案内する。 遺体が発見されると事件が明るみに出て、TVニュースでも報じられる。
クラリッサはレインに気があったが、通報したマットの大人な対応に惹かれるようになり、二人は公園で愛し合う。 その頃ジョンとフェックは、河原でビールを飲みながら話し合うが、愛するがゆえ妻を殺したフェックは、ジョンには殺害の動機が全く無かったことを知ると、ジョンを射殺する。
一方、ティムは通報して仲間を裏切った兄マットに報復するため、友人のモウコとともにフェックの自宅に銃を探しに進入する。 フェックが帰宅すると、隠れていた2人に襲われ、銃を奪われる。
翌日、マットたちは学校をサボリ、遺体のあった河原へ来ていた。 レインは仲間内で一番真面目なマイクが通報したと思い込み、マイクに襲いかかる。 マットが止めに入ると、レインは仲間は皆裏切り者だと失望し、その場から逃げるように走り出すが、ジョンの遺体を発見する。 そこへティムが現れ、兄マットへ銃を向けるが、マットに説得され銃をおろす。
その後、マット達は平然とした表情でジェイミーの葬儀に参加し終幕。
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