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ラズロ・コヴァックス(Laszlo Kovacs, 1933年5月14日 - 2007年7月22日)は、ハンガリー出身の撮影監督。本名はハンガリー語読みでコヴァーチ・ラースロー(Kovács László, [ˈlaːsloː ˈkovaːtʃ])となる。初期の頃はレスター・コヴァックス(Lester Kovacs)、またはレスリー・コヴァックス(Leslie Kovacs)とクレジットされた。
ハンガリー・フェイェール県のツェツェに生まれる。ブダペストの大学で撮影技術を学ぶ。ここでヴィルモス・スィグモンドと知り合い、生涯の親友となった。
1956年、ハンガリー動乱が起きた際にはアーノルド&リヒターのカメラとモノクローム35mmフィルムで撮影[1][2]、動乱鎮圧後の11月、そのフィルムを持ってオーストリアへ脱出、翌1957年にアメリカ合衆国へ亡命した。フィルムはその後1961年にCBSテレビでドキュメンタリー番組として放送された(ナレーターはウォルター・クロンカイト)。
1963年、アメリカ合衆国の市民権を取得。いくつかの仕事を転々とした後、同じくアメリカに逃れて来たヴィルモス・スィグモンドと共にB級映画から撮影技師としての活動を始める。1969年、『イージー・ライダー』の撮影を担当して名を上げ、アメリカン・ニューシネマの撮影を多く担当したほか、話題作やB級映画、ドキュメンタリー映画まで幅広い映画の撮影を手掛けた。2002年、全米撮影監督協会から特別功労賞を授与された[3]。
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