ラオスにいったい何があるというんですか?

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ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集』(ラオスにいったいなにがあるというんですか きこうぶんしゅう)は、村上春樹紀行[1]

概要 ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集, 著者 ...
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2015年11月21日、文藝春秋より刊行された[2]。装丁は大久保明子。表紙の写真は岡村啓嗣。また同日、電子書籍版も配信開始された[3]。電子書籍版には、単行本にはないカラー写真約50点が各章の終わりに挿入されている。

2018年4月に文春文庫で再刊、「熊本再訪」を初収録している。

内容

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タイトル場所初出備考
1チャールズ河畔の小径ボストン『太陽』1995年11月号臨時増刊
2緑の苔と温泉のあるところアイスランド『TITLE』2004年2月号
3おいしいものが食べたいオレゴン州ポートランド
メイン州ポートランド
『AGORA』2008年3月号、4月号
4懐かしいふたつの島でミコノス島
スペッツェス島
『AGORA』2011年4月号
5もしタイムマシーンがあったならニューヨークのジャズ・クラブ『AGORA』2009年11月号
6シベリウスとカウリマスキを訪ねてフィンランド『AGORA』2013年7月号
7大いなるメコン川の畔でラオスルアンプラバン『AGORA』2014年10月号
8野球と鯨とドーナッツボストン『AGORA』2012年4月号
9白い道と赤いワインイタリアトスカナ『AGORA』2015年6月号
10漱石からくまモンまで熊本県CREA』2015年9月号
11「東京するめクラブ」より、熊本再訪のご報告熊本県『CREA』2016年12月号文庫判初収録
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  1. 「緑の苔と温泉のあるところ」は当時『TITLE』に不定期連載されていた「東京するめクラブ」シリーズの特別編として書かれた。『東京するめクラブ 地球のはぐれ方』(文藝春秋、2004年11月)には収録されなかった。雑誌掲載時のタイトルは「アイスランド独りするめ旅行。」。

  2. 2015年6月、村上は都築響一とともに5日間熊本県を回った。2011年に郷里の熊本に戻った「東京するめクラブ」のもう一人のメンバーの吉本由美と同窓会(リユニオン)をおこなうことが第一の理由だったという[4]

書籍情報

脚注

関連項目

外部リンク

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