ユーノス100 (EUNOS 100)は、マツダが展開していた販売店ブランドユーノスで、1989年から1994年にかけて販売され、Cセグメントに属していた[2]5ドアハッチバッククーペである。

概要 マツダ・ユーノス100 BG5/8PE型, 概要 ...
マツダ・ユーノス100
BG5/8PE型
Thumb
フロント(欧州仕様「マツダ323F」)
Thumb
リア(欧州仕様「マツダ323F」)
概要
別名 ファミリアアスティナ
マツダ323F
製造国 日本の旗 日本
販売期間 1989年10月 - 1994年
ボディ
乗車定員 5名
ボディタイプ 5ドアハッチバッククーペ
駆動方式 前輪駆動
プラットフォーム マツダ・BGプラットフォーム
パワートレイン
エンジン B5-DE型 1.498L 直列4気筒
BP-ZE型 1.839L 直列4気筒
最高出力 81kW(110PS)/6,500rpm[1]
99kW(135PS)/7,000rpm
最大トルク 126Nm(12.9kgm)/5,500rpm[1]
156Nm(16.0kgm)/4,500rpm
変速機 4速AT/5速MT
サスペンション
ストラット
ストラット
車両寸法
ホイールベース 2,500mm
全長 4,260mm
全幅 1,675mm
全高 1,335mm
車両重量 1,010-1,060kg
その他
最低地上高 150mm
トレッド 前:1,430mm
後:1,435mm
系譜
後継 マツダ・ランティスへ統合
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概要

1989年10月から販売が開始された。ユーノス100は、当時マツダが推し進めていた販売店舗網の多チャンネル化に伴い、すでに同年2月に販売されていたファミリアアスティナをベースに、バンパーモールのカラード化やホイールキャップといった主要パーツの一部意匠変更を施したバッジエンジニアリングモデルで、同社が展開していた販売店ブランドユーノスのエントリーモデルとして位置づけられていた。燃料タンク容量は50L、燃費は9.8km/L-14.0km/L[3]

主要パーツの一部意匠変更のほか、当初ファミリアアスティナには設定されていなかったBP-ZE型 1.8Lエンジンを搭載したグレードがユーノス100専用のモデルとして設けられるなど、両車との差別化は図られたものの販売は思うように振るわず、最終的に1,000台あまりが生産されるにとどまるなど苦戦を強いられた[4]

なお、ユーノス100の販売はファミリアのモデルチェンジを受け1994年をもって打ち切られている。

ラインナップ

さらに見る グレード名称, 生産年度 ...
グレード名称生産年度車両型式排気量新車価格備考
1.5 タイプA (5速MT) 1989年10月-1994年5月E-BG5PE1.498L142.8万円ファミリアアスティナとの主な相違点
・外装:バンパーモールのカラード化。
・フロートタイプのリアスポイラー。
・ウインカーレンズのボディーカラーのストライプ追加。
・内装:本革巻き4本スポークステアリング、本革シートの標準装備化。(タイプB)
1.5 タイプA (4速AT) 151.1万円
1.5 タイプB (5速MT) 156.0万円
1.5 タイプB (4速AT) 164.3万円
1.8 タイプB (5速MT) E-BG8PE1.839L173.0万円
1.8 タイプB (4速AT) 181.3万円
1.5 タイプX (5速MT) 1991年3月-1994年5月E-BG5PE1.498L147.8万円

高級オーディオを装備した特別仕様車「タイプX」を新設定。

1.5 タイプX (4速AT) 156.1万円
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ファミリアアスティナ(以下アスティナ、国外仕様のマツダ323F含む)との相違点

  • ユーノス100には1.8Lエンジン搭載モデルが設定されているのに対し、アスティナには当初、その設定がなかった。
  • ユーノス100は全車DOHCエンジンが搭載されているのに対し、アスティナはDOHCエンジンの他、SOHCエンジンの搭載設定もあった。
  • リアスポイラーの形状が異なる[5]

脚注

関連項目

外部リンク

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