ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン
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ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン(英: YoungBoy Never Broke Again、本名: ケントレル・デショーン・ゴールデン(Kentrell DeSean Gaulden)、1999年10月20日 - )は、アメリカ合衆国・ルイジアナ州バトンルージュ出身のラッパー、歌手、ソングライター、ヒップホップミュージシャン。
ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン | |
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![]() 2018年 | |
基本情報 | |
出生名 | Kentrell DeSean Gaulden |
別名 |
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生誕 |
1999年10月20日(25歳) アメリカ合衆国・ルイジアナ州バトンルージュ |
ジャンル | |
職業 |
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担当楽器 | ヴォーカル |
活動期間 | 2014年 - |
レーベル |
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共同作業者 |
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子供 | 10人 |
公式サイト |
youngboynba |
略称はNBA YoungBoy、またはYoungBoyと呼ばれている。
2015年から2017年にかけて8本のミックステープを自主リリースし、2017年後半にアトランティック・レコードと契約する。2018年、デビューアルバム『Until Death Call My Name』をリリースし全米7位を記録[1]。2019年のミックステープ『AI YoungBoy 2』は米Billboard 200で初の1位を記録した[2]。2020年に多数のミックステープをリリースした他、2作目のアルバム『Top』をリリースし全米1位を記録している[3]。
来歴

1999年10月20日、ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲインこと、ケントレル・ゴールデンはルイジアナ州バトンルージュで生まれた。父親が55年の刑期を宣告されていたため、母方の祖母に主に育てられた[4]。中学3年生で中退し、音楽のキャリアに進もうとしていたが、強盗で逮捕されルイジアナ州タルーラの拘置所に送られた[5]。拘置所から釈放された後、祖母が心不全で亡くなり、友人でバトンルージュのラッパー仲間であるNBA 3Three(別名OG 3Three)と同居することになった[4]。2人はその後、犯罪で稼いだ金を利用してスタジオを使っていた[4]。
ヤングボーイは14歳の時にウォルマートで買ったマイクを使って音楽のプロデュースを始めた[4]。2015年に初のミックステープ『Life Before Fame』をリリース。その後『Mind of a Menace』、『Mind of a Menace 2』、『Before I Go』などのミックステープを次々と発表した[4]。
2016年10月に発表したミックステープ『38 Baby』はバトンルージュのシーンで注目を集める[6]。
2017年8月3日、ミックステープ『A.I. YoungBoy』をリリースし、米ビルボード200で24位を記録した[7]。
2018年1月、デビューアルバム『Until Death Call My Name』をアトランティック・レコードからリリース、全米7位を記録する[1]。
2019年10月11日、ミックステープ『AI YoungBoy 2』をリリースし、米Billboard 200で初の1位を記録した[2]。
2020年2月21日、ミックステープ『Still Flexin, Still Steppin』をリリースし、全米2位を記録する[8]。4月24日、ミックステープ『38 Baby 2』をリリースし全米1位を記録した[8]。9月11日には2作目のアルバム『Top』をリリースし全米1位を記録する[3]。11月13日、ミックステープ『Until I Return』をリリースした。
人物
家族
ヤングボーイは、8人の女性との間に10人の子供がいる。元交際相手のニーシャとの間に2人の息子ケイデンとアルマーニ、スター・デジャニーとの間に息子のカミリ、また、自身と血縁関係のないデジャニーの息子であるカムロンを2人で育てている。元交際相手のニアとの間に息子のテイリン、インフルエンサーのジャニア・メシェルとの間に息子のケイシー、女優のドレア・シモーネとの間に娘のコディ・カプリ、そしてフロイド・メイウェザーの娘、イヤンナ "ヤヤ"メイウェザーとの間に息子のケントレルJr.がいる[9]。
息子のケイデンとケイシーの2人は、楽曲「Kacey Talk」のミュージックビデオに出演している[10]。
事件
2016年11月、テキサス州オースティンでのコンサート前に、サウス・バトンルージュ通りで車から飛び降りて発砲したとして、アメリカ連邦保安官に逮捕された[11]。ヤングボーイは2件の殺人未遂の罪で起訴され、2016年12月から2017年8月まで第一級殺人未遂の罪で刑務所に収監されていた[12]。第一級殺人未遂の2つの訴因に対し、ヤングボーイは銃器を使った加重暴行の罪を軽減するために有罪を認めた。2017年8月23日、ヤングボーイは執行猶予10年の禁固刑と3年間の執行猶予を言い渡された[13]。
2018年2月25日、タラハシーのナイトクラブThe Moonで行われたコンサートの前に逮捕された。 逮捕直後に流出したホテルの監視映像には、ヤングボーイが何者かに暴行を加えている様子が映っていた[14]。3月15日、75,000ドルの保釈金で出所した[15]。
ヤングボーイはマイアミでガールフレンドと共に銃撃事件に巻き込まれ、執行猶予中の保護観察違反となり3ヶ月間の収監となった[16]。2019年12月13日、裁判官は2件の殺人未遂の罪での保護観察を正式に打ち切った[17]。
2020年9月28日、バトンルージュで薬物の流通と製造、盗品銃器の所持など容疑で16人が逮捕され、そのうちの1人がヤングボーイだった。弁護士は「逮捕時に銃や麻薬を所持していた形跡はありませんでした」と容疑を否定している[18]。
ディスコグラフィ
→詳細は英語版「en:YoungBoy Never Broke Again discography」を参照
スタジオ・アルバム
- Until Death Call My Name (2018年)
- Top (2020年)
- Sincerely, Kentrell (2021年)
- The Last Slimeto(2022年)
- I Rest My Case(2023年)
- Don't Try This at Home(2023年)
- I Just Got a Lot on My Shoulders(2024年)
受賞歴
脚注
外部リンク
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