モンターズィオ
イタリアのチーズ ウィキペディアから
モンターズィオ[2][5](イタリア語: Montasio)は、イタリアのフリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州およびヴェネト州で生産される、牛乳を原料としたセミハードタイプのチーズ[2]。モンタジオ[6]、モンタジオ・チーズ[7] 、モンタジオチーズ[8]とも表記される。
起源は13世紀[2]あるいは1200年ごろ[9]などとされ明確には示されないものの、ベネディクト会の修道院であった[9]モッシオ修道院からモンターズィオ山の民衆に伝えられたのが始まりとされている[2]。現存する最初の記録としては1775年に行われた価格統制の文書が確認される[9]。この修道院は現在ではクララ会の一派[10]であるクララ童貞会 (Poor Clares) に移管されている[9]。
熟成は2か月から1年[2]、あるいはそれ以上の期間をかけて行われる[3]。表面には製造日の刻印がなされる[3]。熟成期間によって呼び名があり、熟成期間の短いものから順に「フレスコ」、「メッツァーノ」、「スタジオナート」と分類される[11]。
クセのない味で、熟成が進むと「深みのあるパイナップル」のような風味を醸し出す[2]。一般的に、レフォスコやスキオッペッティーノのワインと合わせるのがよい[12]。
脚注
外部リンク
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