モリト株式会社は、大阪市に本社を置き、生活関連資材の製造販売を手がける商社を傘下に置く持株会社。
服飾や履物関連の付属品を手掛ける商社。服のボタンやホック、ファスナー、マジックテープ、靴の中敷や靴ひもなど6万点以上の商品を取り扱っている[1]。
新商品の開発に積極的に取り組んでおり、金属アレルギーを起こしやすいとされているニッケルを使用しない合金メッキ[2][3]や静電気を緩和する機能がある靴の中敷[4]、ヒールと足首に通して脱げにくくするミュール用のゴムひも[5][6]、空気で膨らませて2本のセットを拍子木のように叩いて使う阪神タイガースの応援棒[7][8]など、幅広い分野の商品の開発を行っている。自社商品のアンテナショップや直営店を開店したこともある[1][9]。
取引先はアパレルやスポーツ用品メーカーなど。欧米や中国、ベトナムなどにも生産や販売の拠点を設けている[1][10]。
2008年にはクラレの子会社であるクラレファスニングと資本提携を行った[11][12]。
「モリト、服飾・履物関連雑貨を幅広く(新規上場株の横顔)」.『日本経済新聞』.1989年6月28日付朝刊、17面。
「【情報ひろば】ニッケルを使わないメッキ モリト」.『産経新聞』.1995年2月14日付朝刊。
「モリト、ニッケル使わない合金メッキ。」.『日経産業新聞』.1995年2月21日付、26面。
「ビリッとくるこの季節…、静電気にさよなら――東急ハンズ、グンゼ。」.『日本経済新聞』.2002年2月6日付朝刊、27面。
「「ミュールアシスト」 脱げやすさ、歩きにくさを解消」.『読売新聞』.2002年7月15日付夕刊、11面。
「ミュール、歩きやすく、モリト(新製品)」.『日経MJ(流通新聞)』.2002年8月20日付、13面。
「トラに金棒 新応援グッズ発売」.『産経新聞(大阪)』.2003年6月14日付朝刊、経済面。
「阪神躍進、もうけまっせ、モリトが新応援グッズ」.『日経MJ(流通新聞)』.2003年6月19日付、7面。
「モリト、大阪にオーダー靴店――初の直営、悩み相談も対応。」.『日経MJ(流通新聞)』.2004年3月30日付、26面。
「就活・変化の足音:/下 国際競争、待ったなし」.『毎日新聞(大阪)』.2011年3月25日付朝刊、7面。
「クラレとモリト、製造販売一体化【大阪】」.『朝日新聞』.2008年3月20日付朝刊、12面。
「クラレ、マジックテープ販売商社と提携」.『読売新聞(大阪)』.2008年3月20日付朝刊、10面。
「服飾雑貨商社モリト上場へ 大証2部【大阪】」.『朝日新聞』.1989年6月10日付朝刊、11面。
「「注目度高まる」、旧大証銘柄、現物株移行を歓迎、市場との対話強化。」.『日本経済新聞(四国)』.2013年7月17日付朝刊、12面。
「モリト、米服飾資材大手を買収へ」.『産経新聞(大阪)』.2014年10月10日付朝刊、経済面。
「モリト:米服飾資材大手を買収へ」.『毎日新聞(大阪)』.2014年10月11日付朝刊、6面。
「2016年は43銘柄が1部メンバーに IPO1年のスピード指定、新規上場から66年で達成も」.『日本証券新聞』.2016年12月30日付朝刊、12面。