モリト
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モリト株式会社は、大阪市に本社を置き、生活関連資材の製造販売を手がける商社を傘下に置く持株会社。
概要
服飾や履物関連の付属品を手掛ける商社。服のボタンやホック、ファスナー、マジックテープ、靴の中敷や靴ひもなど6万点以上の商品を取り扱っている[1]。
新商品の開発に積極的に取り組んでおり、金属アレルギーを起こしやすいとされているニッケルを使用しない合金メッキ[2][3]や静電気を緩和する機能がある靴の中敷[4]、ヒールと足首に通して脱げにくくするミュール用のゴムひも[5][6]、空気で膨らませて2本のセットを拍子木のように叩いて使う阪神タイガースの応援棒[7][8]など、幅広い分野の商品の開発を行っている。自社商品のアンテナショップや直営店を開店したこともある[1][9]。
沿革
- 1908年(明治41年)6月 - 大阪市西区において森藤寿吉がハトメ・ホックの仲買商を開業(創業)
- 1935年(昭和10年)12月 - 株式会社森藤商店設立
- 1960年(昭和35年)5月 - 「マジックテープ」の販売を開始
- 1963年(昭和38年)8月 - 森藤株式会社に商号変更
- 1969年(昭和44年)8月 - カラーファスナー工業株式会社を設立
- 1976年(昭和51年)11月 - モリト株式会社に商号変更
- 1989年(平成元年)7月14日 - 大阪証券取引所市場第二部に上場[1][13]
- 2013年(平成25年)7月16日 - 市場統合により東京証券取引所市場第二部へ移行[14]
- 2014年(平成26年)10月 - GSG FASTENERS, LLCの経営権を取得(現MORITO SCOVILL AMERICAS, LLC)[15][16]
- 2016年(平成28年)12月26日 - 東京証券取引所市場第一部に上場[17]
- 2019年(令和元年)6月1日 - 持株会社体制に移行。会社分割により事業をモリトジャパン株式会社に継承。モリト株式会社は純粋持株会社となる[18]。
脚注
外部リンク
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